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おしながき ページ1






夜の焼け跡/和泉一織

燻った炎が消える、その直前で
ようやく火傷していることに気がついたのだ。



サプライズは君だけに/二階堂大和

どうか、大切な君が
悪夢にうなされないように。



変わらぬ愛は夢現/逢坂壮五

その日、私の世界からあなたは消えた。
聞きなれた声も、見慣れたその風景も私は、何も知らない。



エンカウント/八乙女楽

何も考えずに、ただひらすら湧き上がる感情をぶつけ合う。
規則正しいカウントの間から見える素顔もあるかもしれない。



明晰夢の輝石/九条天

等間隔の律動には満足できやしなかった。
だから我儘、私を導いて。



準備ができたら火をつけるから/百

もっともらしく閉じ込めて見せて、私の思い通りにさせて、
あなたをどれだけ淋しがっているか知っていて!



桃源海に雪は降る/千

鼻腔をくすぐる愛しい刺激は
桃源郷にありったけの雪を降らせたのでした

夜の焼け跡→



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作者ホームページ:   作成日時:2019年5月19日 21時

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