☆(suzukiside) ページ8
ピーンポーン
貴「ん?」
ガチャ
貴「あ、大輔」
大輔?
Aの友達か?
大「よっ」
うっわ、かっこいい声だな
貴「どしたの?あ、ご飯食べてく?友達いるけど」
友達…か
もう友達なんて思ってくれてたんだな
嬉しい
大「おう」
貴「お母さーん、大輔食べてくってー!!」
貴's母「あら、大輔くん。部屋に持ってくわね」
大「ありがとうございます!なぁ、友達って誰?」
まあ、そうなるよなw
貴「ん?ひーくん」
大「いや、誰だよw」
貴「あ、ひーくん!大輔も一緒でいい?」
うっわ、超イケメン…。
達「あぁ、いいぜ?」
大「ちょっと!ひーくんって鈴木達央じゃねぇか!」
…あ。
貴「うん、そうだよ?」
大「学年からハブられてるの知ってるだろ!」
達「…っ!」
やっぱ、そうなる…よな
貴「だからなんだっていうの?」
A?
大「だから、なんでこんなやつとつるんでるんだよ!!」
貴「はぁ!?大輔、ちょっとひどすぎでしょ!」
だめだ、これ以上はAを巻き込むわけには…
達「いいよ、大丈夫。ありがとな。大輔…くんだっけ。ごめん。いう通りだな。A、ごめんな。 おじゃましました」
バタン
いいんだ。これで。いいんだ。
達「あぁ、もう…なんか…サイッテー…。アハハ…」
達「コンビニ行く…かな」
やっぱ、ハブられてるとそういう感じだよなぁ…
A、可愛かったなぁ
A…。
達「A…会いてぇな…」
貴「じゃあなんで出てったのよ」
達「うわぁ!?ってA!?い、今の聞いてたのか!?」
貴「まぁね。ごめんね。大輔が」
達「いや、俺が悪いんだよ。ハブられてんのにAと一緒にいたから… 貴「違う」 え?」
貴「ひーくんが悪いわけじゃない。ハブにするのが悪い。そうでしょ?私もその気持ち…わかるから」
達「わかるって…どういうことだ?」
貴「私もね、中学でいじめられてたの。その時は大輔が守ってくれた。だからなんとか立ち直れ
た。」
達「そうだったのか…」
貴「でもひーくんは強いよね。一人で一回も学校休まないでさ。」
達「強いわけじゃねぇよ。でも休んだらなんかこう…負けた感じすんじゃん?俺、負けんの嫌いだか らさ。」
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作者名:鈴木真琴 x他2人 | 作成日時:2016年3月2日 13時