いわく(テテ)つき物件 *続

2★番外編 ページ33

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突然のことに思わず目を見開いたけど、ゆっくり目を閉じた。





下唇をはむっと挟まれて、隙間なく密着されるキス。








テヒョンの唇が柔らかくて、気持ちよくて、こんなに幸せなキス初めてだ。








私もテヒョンの気持ちに応え、彼の上唇をはさんで、自分の唇を押しあてた。







とろけるようなキスにうっとりして数秒、
チュッと唇を離されると









『A、顔真っ赤だよ？』




「だって恥ずかしいよ〜会って早々///」




テヒョンはそう言うと、
私の耳元に唇を寄せ、小声で








『(俺たちもう全部見せ合った仲なのにー？笑)』






なんてテヒョンが言い出すから、
私達が昔……その………夜したこと全部思い出して恥ずかしくなって







「もぉおおー！何でそういうこというの！///」




『あははっ耳まで真っ赤ーー！！！
あっ！痛い痛い叩かないで！笑
ほらおいでーー！！！』




両手を広げておいでって言うから、
その胸に思いっきり飛び込む






テヒョンの、男の匂いを思いっきり吸い込みながら幸せを噛み締めた。









けど、私はあることを思い出し、背中に汗が伝った









「…………ジミン君……どうしよう………」








あんなに優しい人を、私は傷つけることになるんだ…







『大丈夫、俺が話すから。
俺が話せばわかってくれるはずだよ。』



「…うん」









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テヒョンが話してくれて、ジミン君も理解してくれたみたい。
それよりも、テヒョンとの再会を喜んでくれたって！！！

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