いわく(テテ)つき物件 *続

67 親友のアシスト ページ18

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「何ヶ月になったー？」


『今3ヶ月だよ』




今日は妊娠しているユナとランチ。






「あ〜女の子かな男の子かな〜？
あーどっちもいいなー可愛い服着せたい♡」


『気が早いよ笑』


「とにかく体に気をつけてね！」





『ありがとう。で、Aは最近どうなってるの？』


「え？」




『ほら、ジミン君』





あぁ…………………
私はジミン君の告白の返事をできないでいる。


私は断るつもりだ。








『で、返事は？』


「うん、断ろうかと……でも言いづらくて…」



『そっか……………そうだよね。
ねぇジミン君てどんなメッセージ送って来るの？見てみたい』



「え？うん」







ジミン君のライン画面を開いてユナに渡す。






『へ〜絵文字の使い方が女子(笑』


「ね！私、黄色いヒヨコの絵文字とか使ったことない！」






『マメだねー彼…………っと！はい完了！！』



「え？！なにしたの？！」




Aジミン君!来週の休日会えませんか?お話があります。







「ちょっと何してくれてんの？！」

『A、前に進も？』

「は？」




『ジミン君にしな！！！私を信じて！！』



「…なにそれ…会ったこともないくせに……」




『いいんだよ、一回お試しで付き合ってみれば！
それでダメだったらやめればいいんだし』



「………」



『お願い、私からの一生のお願い』





顔の前で手のひらを擦り合わせてお願いして来るユナ。





「もお！どっちにしろラインしちゃったから返事しなきゃじゃん」



『うふっ笑』





.







あぁ、ジミン君にどうやって断りを入れればいいのか…あんなに優しい人を傷つけない為にはどうすれば……



そんなことぼーっと考えながら歩いていると目に入った。





道路の反対側に、
やっと歩き始めたくらいの子供と、ベビーカーを引いた家族連れが。







小さい子供を見るとテヒョンを思い出すんだよね…

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