秘書はいったい、なぜ？3 (ページ46)

今日:4 hit、昨日:21 hit、合計:97,308 hit

. ページ46

.

　
　

　
　

　
　
　
　
　
　

副会長の家に行くと、外で肉を焼いてる副会長がいた。

　

『副会長！』

こっちに振り向いて、私の上から下まで見る。

　

　

登坂「可愛すぎる」

『ふふっ、ありがとうございます、ＢＢＱですか？』

　

登坂「野外ＢＢＱが最高だって言うから」

『なるほど』

登坂「良い贈り物だろ」

『はい！』

　

　
　
　
　
　
　

肉を見ると明らかに焼きすぎてる。

　
　
　
　

　

『あ、うらっかえなさいと』

登坂「あぁ」

副会長がひっくり返すと、裏は真っ黒こげだった。
　

登坂「焦げちゃったか... 」

　

『また焼けばいいです！』

　

登坂「もう肉がない」

　

『え？』
　

　

副会長の見る先には、お皿にたくさん積まれた焦げ焦げの肉。
　

　

『ぜ、全部だめにしたんですか？』

　

登坂「焼くの初めてだから」

　

『そんな... 』
　

登坂「困ったな、肉買いに行くか」
　

『いえ、やめときましょう』

　

　
　

　
　
　

肉すら焼けない副会長に少し呆れた。

そしてピザを頼む。

　
　
　

　
　
　

登坂「ＢＢＱの方が良かったんじゃね」

『ピザも好きです！』

登坂「そうか」

　

『食べましょ！』

　
　
　
　

　
　
　
　

一切れずつとって口に運ぶ。

　

『ん～おいしい』

登坂「口についてる」

『んっ』

登坂「そこじゃない」

『ん？』

至近距離で目が合う。

そして吸い込まれるように近づく。

　
　
　
　
　
　
　

　
　

登坂「っ！！」

『あ、あはは、突き飛ばしますか？心の準備をしときます！！』

　

　
登坂「五十嵐秘書..... 」

　
　
　
　
　
　
　
　

　

　
　
　

岩田「ちょっと臣～聞いてよ～！！！」

　
　

　
　
　

.