【リレー小説】希望と絶望、人類の【第1頁】

25.ありがとう【ヴァレリア・ホワイト/時計】 ページ25

お姉ちゃんが自己紹介をすると、皆の視線がお姉ちゃんに集まった。,,,やばい。お姉ちゃん、人の視線が嫌いなのに。すると、それに気づいてくれた人が一人いた。






｢エマさん。こちらこそよろしくお願いします。私も自己紹介させていただきますね。私は、雪炎 鈴華です。｣





どうやら、雪炎さんというらしい。皆の視線が雪炎さんに集まる。すると、お姉ちゃんが雪炎さんを見て、手を合わせた。雪炎さんはお姉ちゃんを見て、軽く笑って返してくれた。,,,とりあえず、雪炎さんのおかげで助かった。そして、今度は私の番だと思い、｢じゃあ次は私が｣と言って立ち上がる。





｢私は、ヴァレリア・ホワイト。エマ・ホワイトの双子の妹です！是非、ヴァルって呼んでください！｣





私が言い終わると、次々に皆が自己紹介していく。皆が自己紹介をしている間に、私は雪炎さんにお礼を言った。





｢あの、雪炎さん。お姉ちゃんを助けてくれて、ありがとう！｣




私がそう言うと、雪炎さんはまた軽く笑って返してくれた。

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