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ヤクザ、目撃をする ページ9

子供達が組慣れ始め、賑やかになった


今日はお菓子を一緒に食べようと言うと、オスマンとグルッペンが目を光らしていた


gr「甘いものが食べれるのか!?」


os「食べたいめう〜!」


いつもオスマンのめうに謎を感じる


tn「俺は、要らへん」


「そうか?」


ならどうしよう、一人だけ置いていくのもあれなんやけど


椿「私が見ましょうか?」


「そう?ありがとうな、ほんま有能やわぁ」


そう言って部屋を後にする


俺の部屋に着き、そこでお菓子を食べる


机いっぱいにお菓子が乗っている


子供の好みが分からんから全部買ってきたけど


gr「これ、全部食べていいのか?」


「ええよ、お前らの為に買ってきたんやから!」


os「いただきますめう〜!!」


子供たちは幸せそうに食べ出す


子供と言うのは見てるだけで癒されるな


ふとトントンと椿の事が気になり、自室を出てトントンと椿がいる部屋を覗く


二人とも無言で向かい合っており、鹿威しの音が大きく聞こえる


駄目やん、この空気


そう思っていると、少しトントンが震えていた


今は少し寒い


トントンが着ている服は少し薄く、寒いだろう


それに椿が気づく


椿「寒いんですか?」


tn「......寒くない」


トントンはそう言うが体は震えていた


そんなトントンに椿は自分が着けていた赤いマフラーをトントンに着ける


椿「今はこんな物しかなくて、今すぐ暖かいものを持ってきますよ」


椿は微笑みながら言い腰をあげると、トントンがそれを止めるように椿の裾を掴む


申し訳なさそうに、でも嬉しそうに赤いマフラーをぎゅっと掴む


tn「これでいい、これがええ」


いつも顔を強張らせていたトントンが笑った


椿「ふふっ、それならいいですよ」


椿もトントンのほ笑みに釣られて笑う


なんや、このふわふわ部屋、混じりたいわぁ


マシュマロやん


そう思いながら俺の頬は緩む


そりゃ嬉しいものや、仲がええことは得しかないしな


トントンと椿がいる部屋を後にしてジュースを入れて自室に戻る


戻るとオスマンとグルッペンが抱きついてくる


それを受け止めながら、ただ幸せだなぁと深く思う


これだけで、人は幸せになれる

ヤクザ、子供を預けられる→←ヤクザ、他の組に出向く



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心持ち - ずっと待ってます!! (2020年8月14日 2時) (レス) id: 6c4e6d0421 (このIDを非表示/違反報告)
心持ち - 更新待ってます!ゆっくりでいいので必ず、絶対更新してください!(上から目線ですいません土下座)そしてこの作品とても好きです!話に行き詰まらなくなったら頑張って下さい (2020年8月14日 2時) (レス) id: 6c4e6d0421 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - カランコエさん» 話に息詰まって更新は今のところはしていませんが、必ず!また更新しますので暫しお待ちください!この小説を見てくださりありがとうございます!!(*^^*) (2020年4月22日 15時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
カランコエ(プロフ) - まだ、この小説を書いていますか?書いているのなら、更新等大変だと思いますけど頑張ってくださいね!面白い話をありがとうございます。 (2020年4月22日 15時) (レス) id: 6a8b756810 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - ルンバさん» いえいえ!此方こそコメントありがとうございます!(о´∀`о)凄く嬉しいです! (2019年9月9日 20時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:一縷 | 作成日時:2019年6月5日 6時

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