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ヤクザ、お使いに行かせる。rb side ページ37

「今日はお使いに行ってもらう」


そう俺を拾った日向さんが言う


「まぁ、流石に一人は寂しいから全員でな。お使い言うてもこれを届けてもらうだけやで」


そう言って日向さんは箱を取り出す


「商店街の美智子さんに渡してもらうだけや、グルッペン達は分かっとんな?」


グルッペンとトントンとオスマンが首を縦に降る


お使いかぁ


「じゃあ準備できたらいつでも行ってええで」




準備が出来て、商店街に向かって歩く


まだこの人数に慣れてへんから緊張する


kn「ロボロ!遅れとるで!!」


シッマが一歩遅れてる俺に言う


手を引っ張られ、輪に入る


ut「ロボロちっさいからちゃう?」


「ちっさくないわ!!」


tn「ホビット」


「ホビットちゃうわ!!!」


皆で笑い会う


何や、全然緊張する必要ないやん


でも、離れて行かれたらいややな


商店街に着く


すると、色んな人から声を掛けられる


おじちゃん「子供たちでお使いか?」


os「うん!」


おじちゃん「そうかそうか!かわええ子には旅をさせろってな!頑張りや!」


皆笑顔で話してる


こんな所知らんかった


"研究所"から出たこと無かったし、必死で逃げてきたから周りなんて見てなかった


此処は好きや、何か家族って言われるとあたたかい


心の奥底に染みるように


おばちゃん「あら!あの時の日向さんの息子達ね!」


gr「美智子さん!」


あれが美智子さんかぁ


おばちゃん「人数増えたわね!まぁ、日向さんらしいわ」


おばちゃんはニコニコしながら言う


日向さんが俺達を見るような目をしてた


優しい目や


os「お届けものめう!」


オスマンが日向さんから受け取った箱を渡す


おばちゃん「あらぁ!これは嬉しいわぁ!帰ったら早速開けるわ!」


箱を大事そうに抱えて俺達を見送る


美智子さんからアイスクリーム?を貰う


冷たくて甘い


幸せや


小さいことでも幸せやと思った


初めて、初めてや


無図痒いけど


皆で笑えるのがどんなに素晴らしいことか








「見つけた」


目の前にこいつが現れなければ


rb「は、博士っ........!」


いややいやや、連れてかれるもう逃げられへん


手を掴まれ引っ張られる


やめて俺を幸せから離さんといてっ


また、俺はひとりぼっちや


gr「ロボロに何をする!!」


博士「はっ、子供に何が出来る?」


そう言って博士はグルッペンを蹴る


目の前が真っ暗になったような気がした

ヤクザ、怒る→←ヤクザ、飯時



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心持ち - ずっと待ってます!! (2020年8月14日 2時) (レス) id: 6c4e6d0421 (このIDを非表示/違反報告)
心持ち - 更新待ってます!ゆっくりでいいので必ず、絶対更新してください!(上から目線ですいません土下座)そしてこの作品とても好きです!話に行き詰まらなくなったら頑張って下さい (2020年8月14日 2時) (レス) id: 6c4e6d0421 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - カランコエさん» 話に息詰まって更新は今のところはしていませんが、必ず!また更新しますので暫しお待ちください!この小説を見てくださりありがとうございます!!(*^^*) (2020年4月22日 15時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
カランコエ(プロフ) - まだ、この小説を書いていますか?書いているのなら、更新等大変だと思いますけど頑張ってくださいね!面白い話をありがとうございます。 (2020年4月22日 15時) (レス) id: 6a8b756810 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - ルンバさん» いえいえ!此方こそコメントありがとうございます!(о´∀`о)凄く嬉しいです! (2019年9月9日 20時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:一縷 | 作成日時:2019年6月5日 6時

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