ヤクザ、美味しい紅茶を飲む ページ22
物見を待っていると、コンコンとノックの音が聞こえる
物見がノックをするはずがないので他の誰かやろう
どうぞと言うと、エーミールがお盆を持って入ってきた
em「失礼します」
エーミールは綺麗な動作で紅茶を置く
em「お口に合うかわかりませんが、ダージリン茶です」
「あぁ、ありがとう」
湯気が立っている内にその紅茶を飲む
飲みやすくて凄く美味しかった
椿と互角ぐらいの上手さだ
「うん、美味しいで」
em「それは、良かったです」
ほっとしたようにエーミールはつぶやく
「内に来てほしいくらいや」
エーミールは嬉しかったのか、微笑んでいる
物「戻って来ましたぞ！！.......エーミール、早く出ていけ！！」
em「........はい」
エーミールは静かに出ていく
それからは退屈だった
物見の自慢話を聞くだけ
ただそれだけで時間を取られた
物「.......おや？そろそろパーティーに戻りましょうか！主催者や貴方がいないパーティーなど
パーティーとは呼べませんな！」
豪快に笑いながら言う
何がおもろいねん
パーティーに戻ると何やら喧嘩が始まっていた
見ると俺の息子も巻き込まれている
しかも物見の息子も
それを宥めようとエーミールが頑張っていた
物「んんー？どうした？」
物(息子)「こいつらが俺を馬鹿にしてきたんだ！！」
kn「いやお前が先に俺達のこと木偶の坊とか言ってきたんやろ！」
em「コネシマ様、草太様、どうか喧嘩をお止めください！」
gr「俺たちは悪くないのにな」
os「そうめう！」
物「草太、喧嘩をやめろ？」
草「俺は悪くない！！こいつらが悪い！！」
物「そうか、なら謝ってもらわないとは？」
そう言って俺達を見る
物見の息子はにやにやしていた
謝るのは嫌だが、これは俺らにも非があるやろうか
言い返そうと口を開けると、思わぬ所から声が飛んできた
em「旦那様、私は全てを見ておりましたが草太様が悪いと思います」
エーミールが心を決めたように物見に言う
物「お前に意見は求めてない！」
em「ですが、非があるのは草太様です。謝るのは此方でしょう？」
物「使用人が口を開くな！！」
物見がエーミールを殴る
だがさっきとは違い、物見を睨み付けていた
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心持ち - ずっと待ってます!! (2020年8月14日 2時) (
レス) id: 6c4e6d0421 (このIDを非表示/違反報告)
心持ち - 更新待ってます!ゆっくりでいいので必ず、絶対更新してください!（上から目線ですいません土下座）そしてこの作品とても好きです!話に行き詰まらなくなったら頑張って下さい (2020年8月14日 2時) (レス) id: 6c4e6d0421 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - カランコエさん» 話に息詰まって更新は今のところはしていませんが、必ず！また更新しますので暫しお待ちください！この小説を見てくださりありがとうございます！！(*^^*) (2020年4月22日 15時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
カランコエ(プロフ) - まだ、この小説を書いていますか？書いているのなら、更新等大変だと思いますけど頑張ってくださいね！面白い話をありがとうございます。 (2020年4月22日 15時) (レス) id: 6a8b756810 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - ルンバさん» いえいえ！此方こそコメントありがとうございます！(о´∀`о)凄く嬉しいです！ (2019年9月9日 20時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一縷
| 作成日時：2019年6月5日 6時
