２７０『一定』 ページ21
優しく頭を撫でてくれる手・・・
それはすごく温かくて・・・
智「俺ら当たり前になってたんだ・・・楽屋に帰ればAが居てくれるって・・・優しく微笑んでくれるって・・・ずっと寂しいAの気持ちに気づけなかった・・・ごめん」
あ「智・・・・」
？「俺も」
あ「翔・・・」
翔は智君とは逆の方に座り私の手を握ってくれた。
翔「当たり前になってた・・・でもそうじゃないな・・・大切な人が優しく笑いながら待っててくれるって・・・当たり前なんかじゃないな・・・」
智「笑っていてもその心まで笑ってるなんて限らない・・・昔の俺らがそうだったのに・・・すっかり忘れてた・・・」
翔「ホントごめん」
涙はまたあふれ出した・・・
智「でもね・・・A？」
あ「？」
智「距離については・・・何も言えない・・・俺らがどんなに近づいてもAは離れていくから・・・」
あ「！！」
あぁ・・・そうだ・・・私から距離を置いてたんだ・・・近づくのが怖くて・・・
一定を越えちゃいけないって・・・
手を伸ばしながら近づいてくる彼らから逃げてた・・・
あ「そうだね・・・一定の線からは越えないようにしてた・・・」
？「俺らはずっとその一定の距離を越えたかった」
あ「雅紀」
雅「ずっと・・・超えたかった・・・だから追いかけてるのに逃げるから・・・」
あ「・・・」
ラッキーアイテム
革ベルト
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美月 - すいません！いとこがこれ読んで勝手にコメントしてました！IDは、気にしないで下さい！すいません (2016年11月29日 16時) (
レス) id: f4fa2722cb (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 蘭です！いや〜、すごいです！面白すぎて、一気に読んでしまいました！どうか、続きをお願いします！ (2016年11月29日 16時) (レス) id: f4fa2722cb (このIDを非表示/違反報告)
あおい - やばい！面白すぎです！更新停止がもったいです！ぜひ続きを書いてください！お願いします！ (2016年11月29日 16時) (レス) id: f4fa2722cb (このIDを非表示/違反報告)
美月 - とても面白いです！時間を忘れて最後まで読んでしまいましたw更新停止になってしまって残念でした。よかったらまた再開してくれませんか？楽しみにしてます！今まで1番面白かったです！集中してました！ (2016年11月29日 16時) (レス) id: f4fa2722cb (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - いい話やー(つд⊂) (2015年2月2日 0時) (レス) id: d3638d306c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sakuradesu/
作成日時：2011年6月16日 22時
