相澤「もちろん今も可愛い」閻魔「やめて照れるから」相澤side ページ10
笹山さんに案内され、来客用のソファに座る。
もう一度起こしてみるか…
「おいっ!おいっ!起きろ!」
「ふぇっ?」
「ああ。やっと起きたか。良かった。」
さっきはなかなか起きなかったが……
「ここどこ…」
「警察署だ。」
「えっ」
ああそうだ。聞かなければならないことがあった。
「お前、親御さん……お父さんお母さんはどこだ。」
言うと、何故か俯いて震えだした。(相澤先生の尊さを叫んだだけ)
なんだ?泣くのか？ちょっと待て、ここで泣かれたら俺どうすればいいんだ。
「嫌だ…帰りたくない……」ｷｭｯ
……俺は
「何故だ?」
「…Aね、何もしてないのにいじめられるの。だから帰りたくない。」
つまり……
「……虐待か…」
いつの時代でも酷い親はいるもんだな。
「ちょっと待ってろ。」
「うん。」
立って、笹山さんの方へと向かう。
「笹山さん。」
「あの子、どうでした?」
怪訝そうな顔してんな…当たり前か。
「虐待を受けてるみたいで、それで家出してきたのかと。」
「そうですか……だとしたら家に帰す訳にはいきませんね。」
「はい。なので当分は俺のとこにいさせます。下手に引き取り手探すより合理的ですし。」
「そうですね。でもまずはあの子に聞いてみなければ。」
確かにそうだ。まず第一にアイツの意思が優先。
戻って、目線を合わせるようにしゃがむ。
「お前、俺と暮らすか？」
するとコイツは一瞬目を見開いて、また震えだした。(同居イベに喜んでいただけ)
そりゃそうか……今まで親に虐待されていたんだ。知らない大人といきなり一緒に暮らすとか言われても怖いだけだよな。(同居イベに喜んでいt(ry)
「……私のこと、いじめない?」
「絶対にいじめない。」
「……私…無個性だよ?」
それで虐待受けてたのか。理不尽極まりないなその親は。
「それでもいい。俺は構わん。」
「ほんと?」
「本当本当」
「じゃあ私、お兄ちゃんのところに行く！」
「そうか……自己紹介が遅れたな。俺は相澤消太。ヒーローやってる。」
「私、閻魔A!」
「Aか。よろしくね。」
「うん!よろしくね!消太お兄ちゃん!」
消太お兄ちゃん……悪くないな…
さて、あとは手続きやらなんやらを済ませるか。
部屋……片付けてたか?
相澤先生の部屋?……テレビと椅子とベッド以外、何もなかったよ→←相澤「あの時はまだ可愛かったがな」閻魔「えっ…今は可愛くないの…?」 相澤side
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雪羅(プロフ) - Miraiさん» コメントありがとうございます!読者さんのノリが良くてこっちも面白いです。ごくせん好きなのでそう言って頂けて嬉しいです!! (2020年3月11日 13時) (
レス) id: 9caae3673b (このIDを非表示/違反報告)
Mirai - なんかごくせんみたいだった。面白かった、、ｗｗｗ (2020年3月10日 12時) (レス) id: 425ef9bbb8 (このIDを非表示/違反報告)
Mirai - 初コメなんですけど、ここのコメ欄面白すぎません？やばみざわなんですけど？時代遅れがでてしまった、、 (2020年3月10日 11時) (レス) id: 425ef9bbb8 (このIDを非表示/違反報告)
雪羅(プロフ) - アトラさん» くっ…漆黒の翼め…!この性(聖)なる母である私に喧嘩を売ろうというのか!? (2019年7月31日 22時) (レス) id: 9caae3673b (このIDを非表示/違反報告)
アトラ - ふふ...漆黒の翼の私前ではそんな言葉珍しくもないわ(変態) (2019年7月31日 10時) (レス) id: 32785243ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪羅 | 作成日時：2019年3月22日 12時
