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四、戦後の刀 ページ6

〜会津〜 <切国目線>





?「なぁアンタ等の大将ってどんな奴だ?」

白「やっぱり気になる?薬研」
薬研「そりゃあな。俺っちは大将が誰でも、っていう
  奴じゃないからさ」

切国「(意外とそうだと思うが・・・)」


一戦目にどろっぷ・・・?した薬研籐四郎が聞いてきた

あいつ、あいつは・・・・・・


小夜「・・・僕達みたいな人だよ」

薬研「へえ・・・?
  つまり、大将自身にも主が要るってことか」
白「そう、私の主だよ」

切国「あんたは俺を選んだときから居たからな」

薬研「じゃあ本当の初期刀は白だったことになるな」
白「うん、そうかな」


そう、あいつは自分で世界の歪みに気付いて
自らこんのすけに頼んで審神者になったと聞いている。




だが、なんだ・・・この胸に引っかかる感じは。
何かが______________









<小夜目線>





白「まあ初期刀は切国。
  私の主は、主(石田三成)だけだから」
薬研「はっはっは、アンタの性格はよく分かった」



小夜「宗三兄さん・・・」
宗三「小夜、どうしましたか?」


戦の最後、宗三兄さんが来てくれた。
これが、もしあの人の力なら・・・・・・


小夜「あのね・・・会えて、嬉しい」
宗三「!・・・小夜、貴方がそう言ってくれるなんて。僕も嬉しいですよ」


よかった・・・
兄さんも嬉しいって、言ってくれた。



宗三「(小夜がこんなことを言うなんて・・・これもその人のおかげ、なんですかね)」


兄さん達も、同じだから。
あの人を信じることはまだ難しいかもしれない。
・・・だけど、あの人を信じてほしい






堀川「あ、皆お帰りー!」
?「おかえりなさあーーーい!!」





『皆おかえ・・・ええっ!?なんか増えてる!』

白「そっちもなんか増えてる!?」
?「今剣でーす!」



薬研「アンタが新しい大将か!」

『おうおう、今剣といい元気がいいな』


小夜「・・・ねえ」
『お、小夜お帰り。えっと、後ろの方は・・・』









宗三「おや・・・どこかで見た顔が」

五、まだ早い→←三、皆の兄弟



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作者名:佐吉 | 作成日時:2015年8月13日 22時

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