検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:10,335 hit

三、皆の兄弟 ページ5

白「さて、次はこっちの刀だ」

山姥「・・・主、この刀は見たことがある」
『同じ国広か?』

山姥「あぁ」


また同じように刀に触れてみると、やはり光り出した


?「すみませーん。こっちに兼さん・・・和泉守兼定は来てませんか?
  あっ、僕は堀川国広です。よろしく」

『よ、よろしく・・・?』
白「悪い、お前の言うカネサンという奴はまだいないよ」


おおう、以外に元気な好青年だった。
切国の兄弟って聞いたから、その類いだったらどうしようかと・・・


堀川「なんだ、そっかあぁ・・・
  あ!兄弟、ここにいたんだ!!」

山姥「ああ・・・今はこいつが主だ」
堀川「よかった、またぐれちゃってたらどうしようかと心配してたんだ」

白「お前、開口一番誰の名前言ってたか憶えてる?」


愛の差・・・というやつか。←
というか、ぐれる・・・?ああ、写しって言うあれか



あ、もしかして




『小夜、お前もか?』
小夜「うん、兄さんが二人・・・」

白「あれだろ、たしか・・・宗三左文字」

小夜「!・・・兄さんのこと、知ってるの?」
『秀吉様にも見せてもらったことがあるからな』


自分の知ってる刀が人になるのは・・・少し不思議な感覚だな


白「私にも正宗っていう名がついた刀の兄弟は死ぬほど多いから、覚え切れていないなぁ・・・」

堀川「僕達にも、山伏国広という兄弟がもう一人いますよ!」

『ほう、それは揃えてやらないとな』

白「ちなみに(人1)、左文字の一番上の兄は珍しくて中々
  目にかかれないらしい」
『うっ・・・努力する』






堀川「良い主さんでよかったね、兄弟!」
山姥「・・・あぁ」

堀川「(兼さんも見つけてくれるといいな!)」←

四、戦後の刀→←二、復讐から



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:佐吉 | 作成日時:2015年8月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。