私、ATMなんで。18 (ページ43)

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母「そうなの…？A、日本語の勉強がしたいから留学するの？」

『う～ん…それも理由の一つだけだど、…』

XU「ん？日本でやりたい事が他にもあるの？」

『うん……ほら、今韓国にいても、私思う存分シウ活できないじゃん？日本なら今まで通り堂々とできるし、日本のアイドル文化を身をもって体験してみたいし！』

XU.母「「………」」

『今から向こうに行けば、日本ツアーも思う存分楽しめるし！シノクボで日本のペンと交流会とかして、私が一番のペンだって思い知らせることもできる！そうしてたら自然と日本語も身につくでしょ？』

母「やっぱり馬鹿なんじゃないの…」

『えっ！？なんで？！』

XU「ハァ………A、遊びに行くんじゃないって言ったよな？」

『遊びじゃないよっ！！私は真面目に言ってるの！シウミンという世界一のアイドルをもっと世に広めたいの！それが私の使命だよ！しうちゃんをもっともっと高みへと連れて行きたい！まずは日本から……これが私の生きる道なのっ！！」

母「呆れて物も言えないわ…でも、これが冗談じゃなく本気で言ってから困るのよね…」

XU「母さん…」

母「この子の中心は、昔からお兄ちゃんなのよ。そこだけは何を言ってもブレないから………A、本気なのね？」

『うん、本気。私行きたい。』

母「…お兄ちゃんは？Aを行かせていいの？」

XU「……こいつなら、ちゃんとできると思う。それに、何かあったら今度こそ俺がちゃんと守るよ。馬鹿なことしたり少しでも危ない目に遭いそうなら、すぐに連れ戻す。」

『お兄ちゃん…っ』

母「…………わかったわ。真面目でいる事が条件よ。危ない事だけは絶対にやめて。いいわね？」

『～～っ、ママぁ！』

"ギュウ～っ！"

母「……本当に、良い子でいてね？お兄ちゃんにだけじゃなくて、ちゃんと私たちにも連絡するのよ？」

『うんうんっ！』

XU「……父さんは？黙ったままだけど、留学させていいの？」

父「………あぁ、"ピンポーン"

XU「あ！マネヒョンの迎えかも！は～い！」

"タタタタタタタ…"

………。」

『あっ、お兄ちゃん待って！まだいってらっしゃいのギュウしてないよっ！待ってお兄ちゃ～ん！』

"ダダダダダダダッ…"

母「ハァ～、心配だわ……ほらパパ！早くご飯食べちゃって！」

父「………」

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