第359話 カカシside ページ10
「てめーら!Aを返せってばよ!!」
「ふむ...A様ですか。残念ながらそれは出来ませんねぇ...何故なら彼女は私達の"神"となるお方ですから」
「...何訳わかんねぇこと言ってんだてめぇ!!」
「ナルト!よせ!」
怒りに身を任せ、ロスに向かい螺旋丸を喰らわせようとするナルト。しかし次の瞬間、奴の足元に黒い歪みができ、そしてそのままその穴の中へとすいこまれていった。
「なっ...!?」
そしてあっという間に奴の姿はナルトの後ろに。
「おやぁ?忍にしては動きが遅いですね」
「ぐあっ!」
「ナルト!!」
背後から激しい蹴りをかまされたナルトは容赦なく吹っ飛ぶ。
「なんなの...あれ...」
「まるで瞬間移動みたいだね」
「.......」
「一見、あなた方はA様のお仲間と言った所でしょうか...しかし困ったものですねぇボスからはなるべく手荒な真似は控えるようにと言われていたのですが...先に手を出したのはそちら。正当防衛ということで...死んでもらいましょう」
「「!!」」
その言葉を合図に、他の2人も動き出す。どうやらそれぞれの狙いはサクラとサイのようだ。
「サクラ!サイ!」
「カカシ先生!!」
「!」
「ここは任せて早くAの所に行くってばよ!!」
「!何言って...」
「アイツは絶対に...先生のこと待ってるってばよ!!だから早く!!」
「!!」
その瞬間、あいつの顔が脳裏に過ぎった。
「...分かった...ナルト!サクラ!サイ!ここはお前達に任せる!!」
「はい!!」
「了解!」
「逃がしませんよ」
するとまたもや、どこからか目の間に数人の忍が現れた。
「...オレも急いでるんでね...一瞬で終わらせてやる!!」
A...待ってろよ。
「...全く、余計な邪魔が入ったものだ。
でもまあ、それほどまでに君はこの世界に干渉し過ぎたんだねぇ...。
酷いものだ。惑わせ、騙し、そして陥れる。魔女か何かかね、君は。
まあでもいいじゃないか。これでようやく、君はこの苦しみから開放されるのだから.....
君の望みが、ようやく叶うんだよ。
...そうだろう...?夜月A」
770人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「NARUTO」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
色葉(プロフ) - アイさん» 申し訳ございません、質問の内容がよく理解できず、お答えしかねますmmまたアイさんの創作活動に私が手を加えることも、アイさんの考えているお話に水を指すことになる為今後控えさせて頂きたいです。創作活動のご成功をお祈り致します! (2020年11月21日 11時) (レス) id: 93c4cf3f0f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - 色葉さん» ボードでナルトの双子の妹の設定を教えてくださいませんか?お願いします!m(_ _)m本名と偽名もお願いします!m(_ _)m (2020年11月21日 8時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうなんですか!私もたまに聞いてます笑喜んでいただけて何よりです^^ (2019年5月7日 22時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)
なーなー@今日俺(プロフ) - 色葉さん» これ最近ようつべで見つけてからずっと聞いてるんですよ(笑) ここに書いてあってとても嬉しいです!! (2019年5月7日 6時) (レス) id: 17dfab9de5 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうですよ!貴方解剖学です笑 (2019年5月6日 11時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:色葉 | 作成日時:2019年2月9日 18時