第373話 ページ24
『.......』
真っ直ぐとカカシさんの目を見つめる。
「もしお前が今までこの世界で過ごしてきた中で、自分の世界に帰りたいって思ってんなら...オレ達は全力でそれをサポートする。アイツらがさっき使ってたテレポートマシンみたいなのを駆使してでも、何とかしてお前を元の世界に連れ帰ってやる。
でも逆にこの世界に残りたいってんなら...」
『.......』
「...オレ達が全力でお前を支えてやる。お前の好きなように生きていけばいい。
.....さ、どうする?...A」
全員が私を見つめる。
私は今回の騒動で散々懲りた。現に解決していない問題も沢山あるし、これからもこの悩みが尽きることは無いのだろう。
.......それでも。
『...カカシさん』
私は、
『私は』
大切な人と、一生を過ごしたい。
『_____私...ここに残りたいです。
みんなと、一緒にいたい』
「A...!」
「...そうか」
「へへっじゃー早く帰って綱手のばーちゃんに報告だな!」
『うん...!あ、ごめん言い忘れてた。一応綱手様は私がこの世界を知ってることは知ってるの...一応言った方がいいと思って』
「えっ!そーなのか!?」
「じゃあ綱手様は未来のことはAに任せてるってこと?」
『多分...?』
「じゃーもーそれでいいんじゃーねーの?」
『ええぇ適当!』
「だってAは他のやつの事考えないで動くような奴じゃないってば!」
「...それもそうね」
『...もー...ほんと...そういうとこだぞお前ら...』
皆笑ってくれていた。その笑顔が、今の私にはとても嬉しかった。
...ここが、今の私の居場所だ。
「...あ、A」
『?何ですか?』
「これ」
『...?ああ、それ私の...誰が気づいたんですか?』
「暗部が里の外で見つけたらしい」
『そうなんですか...これだけでよくここが分かりましたね』
「ま!お前に振り回されるなんてよくある事だしね...また今回みたいにどっか消えたとしても...オレが直ぐに見つけてやるよ」
『...振り回すって...酷いなぁ』
「にしてもまあ...火影になったら教えるってそういう事ね...」
『あーはい、そうですよ』
「おーいカカシ先生ェー!!Aー!!早く行くってばよー!」
「はいはい...」
『もー早いってー...ちょっとは待ってよー』
カラッ
「.......?」
ガララッ
「.......!!
A!!」
『_____えっ?』
目の前が、真っ暗になった。
770人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「NARUTO」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
色葉(プロフ) - アイさん» 申し訳ございません、質問の内容がよく理解できず、お答えしかねますmmまたアイさんの創作活動に私が手を加えることも、アイさんの考えているお話に水を指すことになる為今後控えさせて頂きたいです。創作活動のご成功をお祈り致します! (2020年11月21日 11時) (レス) id: 93c4cf3f0f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - 色葉さん» ボードでナルトの双子の妹の設定を教えてくださいませんか?お願いします!m(_ _)m本名と偽名もお願いします!m(_ _)m (2020年11月21日 8時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうなんですか!私もたまに聞いてます笑喜んでいただけて何よりです^^ (2019年5月7日 22時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)
なーなー@今日俺(プロフ) - 色葉さん» これ最近ようつべで見つけてからずっと聞いてるんですよ(笑) ここに書いてあってとても嬉しいです!! (2019年5月7日 6時) (レス) id: 17dfab9de5 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうですよ!貴方解剖学です笑 (2019年5月6日 11時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:色葉 | 作成日時:2019年2月9日 18時