第371話 ページ22
『ごめんカカシさん腕さした...』
「いーよ。オレは心が広いからね」
私が自分に向けたクナイは、カカシさんが後ろから抱きしめるような形で腕で塞いでいてくれた。おかげで思いっきり刺しちゃったけど...。
「A!!」
『みんな...』
すると丁度ナルト達がこっちに駆け寄ってきた。奥の方を見るとボッコボコになっているボネラーたちの姿が。
『みんなその...本当にごめ...わっ!?』
するとその途端ナルトとサクラが思いっきり抱きついてきた。思わず後ろに倒れ込む。
『いたた...ちょ、サクラナルト苦し...』
「このバカ!!なんであんな無茶するのよ!!」
「そうだってばよ!!なんでもっと早くオレたちに言わなかったんだ!!」
『.......』
「...ハイハイ二人とも...一回どいてあげな。Aのやつ窒息死するぞ」
暫くして、ようやく落ち着いた二人を前に、私は全ての出来事を話した。私が本当に別の世界の人間だということ、この世界の結末を知ってしまっていること、そして...
「えっ!?Aってほんとは25歳なの!?」
『うん...一応ね。なんかこっちに来るはずみに縮んじゃって...』
「っあーもう何が何だか分かんないってばよ!!」
「でもだとしてもそれでその精神年齢はちょっと...」
「やばいね」
『うるせぇよ』
「...にしてもなるほどねー確かにAの経緯はよく分かったわ。そう言われれば今までの変な行動にも納得がつくし...」
『変って...』
「...でもだからって...何でアンタボネラーなんかについて行こうとしたのよ。一体どうするつもりだったの?」
『それはまあ...みんなを追い払ったあと実験直前にボネラー達をやっつけて、失敗しそうだったら...まあ、うん、私がぽっくり...?』
「...あ!だからあの時Aの攻撃、なんか弱かったのか」
『あーそうそう』
「ってこの馬鹿っ!!」
『ひぇ...』
「アンタいっつも思うんだけどその自己犠牲精神どうにかしなさいよ!このドマゾ!!」
「そうだってばよ!さっきもだけどAすぐ死のうとしすぎだってばよ!」
『っだ、だって...私、みんなのこと知っててこんなヘラヘラしてたんだよ!?誰がいつどう死ぬのかだって分かってて...でもそれすらも止めずに...こんな.....迷惑ばっか.....』
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色葉(プロフ) - アイさん» 申し訳ございません、質問の内容がよく理解できず、お答えしかねますmmまたアイさんの創作活動に私が手を加えることも、アイさんの考えているお話に水を指すことになる為今後控えさせて頂きたいです。創作活動のご成功をお祈り致します! (2020年11月21日 11時) (レス) id: 93c4cf3f0f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - 色葉さん» ボードでナルトの双子の妹の設定を教えてくださいませんか?お願いします!m(_ _)m本名と偽名もお願いします!m(_ _)m (2020年11月21日 8時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうなんですか!私もたまに聞いてます笑喜んでいただけて何よりです^^ (2019年5月7日 22時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)
なーなー@今日俺(プロフ) - 色葉さん» これ最近ようつべで見つけてからずっと聞いてるんですよ(笑) ここに書いてあってとても嬉しいです!! (2019年5月7日 6時) (レス) id: 17dfab9de5 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうですよ!貴方解剖学です笑 (2019年5月6日 11時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:色葉 | 作成日時:2019年2月9日 18時