第366話 ページ17
謎の研究所に連れられてきたあの後、ボネラーが私をここに連れてきた理由を全て本人から聞かされた。
...正直、ぱっと聞く限りじゃよく分かんなかったけど...要するにこいつが全ての元凶で、最終的には私を利用して私の住む世界を侵略しようって事でしょ?
...んなもん許可する訳がなかろうに。今すぐ首相に謝れ。国会議員が黙っちゃいねぇぞ。あとこっちには自衛隊っちゅーもんも一応備わってんですけどねぇ...忍に適うかは知らんけども。
「____という訳でね...君には私のこの素晴らしい計画に協力してもらいた...」
『お断りします』
「......フッ...そう言うと思ったよ」
じゃあ聞くな。今すぐ回れ右して、どうぞ。
「...所で話は逸れるが...君はあまりこの世界を満喫しきれて居ないのではないかい?」
『...はい?』
「いや実はね...3年前、君をあの雪山で見かけて以来、度々君の事を監視させてもらっていたんだよ...そこでふと気がついた事なんだが...
君の行動には不思議な点がいくつも見つかった。なぜだか分かるかい?」
監視...?おかしい、今までそんな気配私どころか誰も全く感じてなんかいない...一体いつ見張っていたと言うのだろう。
『...さあ』
「おや?ならば教えてあげよう...君は日々生きていく中で、明らかに行動が不自然だったんだよ。ぎこちないとでも言おうか...普通の人間の精神でならば動く場面で動かない、普通の人間なら絶対に気が付かないことに気がつく...。
私はそれが気がかりだった。最初は君が異世界人だからと言う理由で丸め込めていたが...これでも私は精神医学の方にも腕が立つ方でね…長い間君を監視し、研究する上である仮説がたった。
...もしかして君は、これからどの人間がどう動くかということを予測できるのではないかい?」
『.......』
...こいつそんな所まで私の事監視して調べてたのか...ストーカー以上だな...。
『...はぁ?お前何...』
「...おや...今...微かに瞳が揺れたね。図星の証拠だ」
『...!』
「人間昔から目は嘘は付けないとはよく言ったものだよ...」
...まずい。バレてる。でもここで引けば相手の思う壷だ。
『...じゃあ仮にそうだとしてどうするつもり?その事が私があんたに大人しくついていく理由にはならない』
「...本当にそうかな?」
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色葉(プロフ) - アイさん» 申し訳ございません、質問の内容がよく理解できず、お答えしかねますmmまたアイさんの創作活動に私が手を加えることも、アイさんの考えているお話に水を指すことになる為今後控えさせて頂きたいです。創作活動のご成功をお祈り致します! (2020年11月21日 11時) (レス) id: 93c4cf3f0f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - 色葉さん» ボードでナルトの双子の妹の設定を教えてくださいませんか?お願いします!m(_ _)m本名と偽名もお願いします!m(_ _)m (2020年11月21日 8時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうなんですか!私もたまに聞いてます笑喜んでいただけて何よりです^^ (2019年5月7日 22時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)
なーなー@今日俺(プロフ) - 色葉さん» これ最近ようつべで見つけてからずっと聞いてるんですよ(笑) ここに書いてあってとても嬉しいです!! (2019年5月7日 6時) (レス) id: 17dfab9de5 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうですよ!貴方解剖学です笑 (2019年5月6日 11時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:色葉 | 作成日時:2019年2月9日 18時