47 ページ47
『な、何言ってんの。びっくりするじゃん//』
JU「本当のことだろ?」
ジウンは私の顔を自分の方に向けた
その眼差しはとろんとしてすごく優しくて
ジウンじゃないみたいだった
『ジウナ・・もう酔ったんでしょw』
JU「ちぇっ、バレたかw」
ジウンは私の顔から手を離した
笑った顔はもう、いつもの顔だった
この人アイドルになれるんじゃない?w
それから食べに食べ、飲みに呑みまくった私は見事に酔っ払ったw
そして店を出た私たちは、酔い覚ましにホテルまで歩くことに
JU「しっかり歩け〜こけるぞ」
ジウンはふらつく私を自分の腕でがっちり固定した
『ジウナ〜!うはははw』
JU「何も面白くねーよ・・めんどくせー」(;´д`)
何もないけど、なんか笑えるんだよね
『ジウナ〜』
JU「ん?」
『今日はありがと』
JU「何が?」
『同僚と飲んだの初めてだったw』
JU「マジ?w」
『うんw こんなに楽しいなんて思わなかったよ。また、誘ってね』
JU「おう」
"約束"
しばらく歩いて酔いが覚めてきた頃
ビルの上部にチカチカと光る大型モニターが見えた
見上げるとそこにはニュースが流れていて、画像がバーンと表示された
『あ』
JU「あ」
さっき見た格好のサラン
シューキーグッズを身に纏い、書いてもらったサインを持ってウインクしていた
どうやらTwitterにアップしたようだ
colorのサランからBTS SUGAへ猛烈アタック?!"愛してる"とツイート
JU「おーやるねぇ」
『ほんと懲りない人だね』
ユンギもサランも人気アイドル同士
きっとこの後から数日、報道が過熱してあることないこと書き立てられるだろう
人が増えるとその分警護も大変になる
迷惑だ・・(−_−;)
その後ジウンと別れてホテルに着いた
(部屋空いてて良かった)
何もすることがないので、シャワーを浴びてベッドに寝転がりながらスマホを見るが、どこを見てもユンギとサランのことばかり
中には"もう付き合ってる"なんていう記事まであるし
2人がキスしてる合成写真もある
『あー!ムカつく!』
もう寝よ
バサッ!
電気を消して布団を頭からかぶった
バサッ!
『寝れない・・』
目を閉じてもさっき見た画像たちが消えてくれない
あんなの嘘だってわかってるのに
本当になりそうで不安なんだ
あまりにもお似合いだったから
900人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ruru_chandayo00(プロフ) - 続き楽しみにしてます(T . T) (2022年10月4日 23時) (レス) @page50 id: 2657a5593c (このIDを非表示/違反報告)
irisirislusfin(プロフ) - ののん♡さん» コメありがとうございます。別のお話がもうすぐ完結しますので、こちらに戻ってきます!更新お楽しみに! (2022年7月9日 15時) (レス) @page28 id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
ののん♡ - 凄く面白いです!読んでてワクワクします! (2022年6月12日 8時) (レス) @page26 id: 168fbd5e50 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2022年5月28日 18時