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サイン会場
ザワザワ
抽選で選ばれたペンたちが行列を作ってその時を今か、今かと待っている
大勢のスタッフとジウンと私で会場の警備にあたる
サイン会はグループごとに行われる
グループは全部で8つ
一列に並んだテーブルにメンバーが座り、順にサインをする
スタッフは会場の入場や整列を担当
一定の時間で横に横にとペンたちを流していくのはジウンの担当
私はメンバーの側で警護を担当する
ステージへ出る前
YG「A、もう大丈夫か?」
『うん、ごめんね心配かけて』
JK「ヌナ〜心配したんだから〜!」
ハグしてくるグク
『グクもごめんね。もう大丈夫だから』
ーなんかあったのか?
ジウンが無線で聞いてくる
あ、マイクオフにするの忘れてた
『何もないよ。問題なし』
ーならいい
スタッフ「それではサイン会開始します!!」
キャアー!!!
サイン会は順調に進んで
ついに最後の一人
最後は全員でお見送り
All「バイバーイ!気をつけてね!」
ARMY「ありがとー!!グクサランへー!!!//」
クッキーグッズを身につけた可愛い女の子は、スタッフしかいない会場に響き渡るほどの大声でグクへの想いをぶちまけ、両手をいっぱい振って帰っていった
JK「アハッ!w サランへ〜v」
グクも嬉しそう
『いいなぁ・・』(小声)
あんな風に気持ちを叫べて
サインだってみんなにもらって
メンバーの手を握って
私がサイン会に来てたらどうだっただろう
ユンギの前でなんか喋れたのかな
いや、
絶対無理だ//
きっと目も合わせられないだろうなw
なんて想像してたら
スタッフ「撤収しまーす!!!!」
スタッフさんの声で現実に引き戻された私
JU「ボケっとすんな、控室行くぞ」
『あ、ごめん』
JU「皆さん控室戻ってください」
All「はーい」
一斉に解体作業を進めるスタッフさんたちを横目に私たちは控室へと戻った
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ピーピロリ♪
ガチャ
『ただいまー』
YG「ただいまー」
家に帰ってきた私たち
YG「あー疲れた」
『お疲れ。結構人数いたね〜』
3日間開催されるサイン会のうち今日が一番多い
今日はソウル
明日は釜山で
明後日は大邱
それから2日間オフがあって、タルバンの収録、レコーディングといったスケジュールになっている
明日も頑張ろ
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ruru_chandayo00(プロフ) - 続き楽しみにしてます(T . T) (2022年10月4日 23時) (レス) @page50 id: 2657a5593c (このIDを非表示/違反報告)
irisirislusfin(プロフ) - ののん♡さん» コメありがとうございます。別のお話がもうすぐ完結しますので、こちらに戻ってきます!更新お楽しみに! (2022年7月9日 15時) (レス) @page28 id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
ののん♡ - 凄く面白いです!読んでてワクワクします! (2022年6月12日 8時) (レス) @page26 id: 168fbd5e50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2022年5月28日 18時