Second life【YG】

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「あ、きたの？」




茶色くて、くりくりした目のイケメン

人懐っこい感じで顔を覗き込んでくる





『ここは？』





神様「ここ？天国と人間界の間。」



なにその、冷静と情熱の間みたいな感じ





神様「あ、どうも。僕神様です。」




『え？』




こんな夢見たことない。

何にもない白い空間にイケメンと私





神様「ねぇ、どうする？」


『何がですか？』


神様「君、死んだんだけど、今から天国行くか、人間界戻るか選ばせてあげる。」



君も色々苦労してきたからねぇ〜なんて
どこにあったのかいつの間にか高そうなソファに座って足を組んでる神様





『私、死んだんですか？！』




なんてこった
虐げられながらも懸命に働いていた私が？




神様「うん。過労死。ほんとブラックだよね〜」




『どうやって私・・』



神様「あぁ。さっき久しぶりに家に帰ったよね？」


『はい。』


神様「お風呂に入ろうかと思ったけど、睡魔に負けてベッドに行ったよね？」


『はい。』



神様「その後すぐ死んだ。もう限界だったんだね。」


『そんな、、あっけなく？』




神様「人間の身体って、デリケートなんだよ？」


『はぁ・・』


何だろ。妙に納得する



神様「でもさ、お風呂に行かなくてよかったよね。」


『何でですか？』




神様「溺死だったもん。一応若い乙女だし、服着てる方が良かったと僕は思うよ。」


『そ、そうですね・・』

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