i姫ちゃん 3

Happy Valentine 北山ver ページ33

北山side

ーーー

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『えいっ！』





北「……ぐえっ！！」






『あー、もうやっと起きた！
やっぱり一番最後にしてよかった。
起こすのに15分もかかったよ。』





北「…ケホッ…何なんだ…朝から…。」








数分前から、
誰かに起こされてる感じはあったけど
睡魔の方が勝って全然目が覚めなかった俺。





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遂に、Aが俺の腹にダイブしてきて
やっと目が覚めた…らしい。




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北「もっと優しく起こしてくださーい。」






『最初は優しく起こしてたもん。
それなのに、みっくんが全然起きないから。』






北「だからって腹にダイブは…
…ん？お前なんかいい匂いする。」






『あ、わかる？』






そう言って、
手のひらを俺の顔に近づけるA。




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クンクン……






北「チョコ…？」




『そ、チョコ。』






はい、みっくんに。
って赤く綺麗にラッピングされた袋を
手渡されて






『ハッピーバレンタイン。
みっくん、いつもありがとう。
大好きです。』








耳まで真っ赤にしながらも
ちゃんと伝えてくれるA。




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渡される方も、
毎年のことだけど全然慣れなくて…




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毎年、バレンタインになると

こいつのこと、7人でしっかり守っていかねーとなって再認識する。





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北「ありがとう。

"俺達も"大好きだよ。」



.



★end★

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