狗巻棘の双子の妹【呪術廻戦】

45color ページ47

□



『っみずいろー！！！！』



そうでっかい声で叫ぶと、驚いた皆んなはこっちを見てくれる。

私はこんな時もあろうかと準備していたメモを広げた。



【黙っててごめんね。五条さんとはこの前恋人になって…。迷惑かけるかもしれないけど、私は本気だから(特にお兄ちゃん)許して欲しい、です…。】





真希「…いや、一発くらい殴らせろ」


パンダ「正道にはしっかり報告させてもらいます」


乙骨「何かあったら相談してね…？」


棘「〜っ」



各々が口々にそう言う中、ダダッとすごいスピードで次のページに何かを書くお兄ちゃん。



【Aが小さい時から悟を好きなこと知ってるし、今更もう諦めてる。でも、本当にAを傷つけたら悟でも許さないから！】



『つなまよーっ』


五条「え、は…？Aって小さい時から僕のこと好きなの…？A、今日はゆっくり僕の家でお話ししよっか♡」


棘「おかか…」
(訳・近づくな)


『？』



思いっきりお兄ちゃんに抱きついて匂いをいっぱい吸ってたから五条さんの声がよく聞こえなかったけど相変わらず空気は最悪なことはわかる。



棘「高菜ぁ…」



すりすりと頬を擦り合い、ちょっとくすぐったい。



真希「ま、Aがいーならいーけどよ…」


パンダ「頑張れよ悟」


乙骨「頑張ってください、五条先生」


五条「あれ、味方いない感じ？」



















結局、お兄ちゃんが一番なAちゃん。



□

作者から→←44color

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す