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ジェームズとシリウスが顔を見合わせたあと、ジェームズは穏やかな顔で笑ってスネイプを見た
｢スネイプ、お前がしたことは私たちの身を危険に晒した愚かな行いだ｣
｢ちょっと｣
リリーの非難の言葉にジェームズは片手を上げて制止させる
｢お前は昔から卑怯な手が好きだった｣
｢貴様は吾輩に喧嘩を売っているつもりらしい｣
そう言ってスネイプはジェームズを睨みつけた
ジェームズはおどけたように両手をあげる
｢そうだ。私は謝らないし、お前も私に謝るな｣
その言葉にAは呆れたように笑って首を振った
『あなたなりの謝罪と仲直りの態度なわけ？』
｢さぁ、どうだろう？リリー、ハリーの無事を｣
そう言ってジェームズは大広間に入ってきたハリーの存在を首を傾げてリリーに告げた
リリーは泣きそうな顔でハリーに駆け寄った
｢ハリー！｣
ジェームズとシリウスも後に続く
その光景を眩しそうな眼差しでスネイプは見つめていた
『スネイプ、私の謎を話す？』
Aがそう聞くと、スネイプは鼻で笑った
｢貴様はあの連中にもみくちゃにされるのが先だろうな｣
｢A！！｣
ハリーはシリウスにAを示されるとすぐに駆け寄って抱きしめた
｢A、どうしてスネイプを助けるためにあんなこと…！あなたは死ぬところだった｣
スネイプの目の前でなんてことを言うのだ、この青年は
この言葉でスネイプはハリーに役目をきかせはしたが、全てを聞かせたわけではないことが分かった
『ハリー、スネイプはさっき私を救ってくれたの。それに彼のことを知ればあなたの怒りも収まるわ』
ハリーはスネイプを疑わしげに見たあとすぐに目を逸らした
各々が感動の再会をし、生き延びたリーマスとトンクスも涙を流しながら旧友たちと抱き合った
フレッドとジョージも喜びあっていた
｢ジェームズ、リリー、あなた達がいなかったら私たちは死んでた｣
トンクスが涙声でそう言う
｢スネイプ先生、あなた、本当にちょうどいいところで現れたよね｣
フレッドが訝しむように楽しむように言った
｢貴様が死喰い人を倒すのが遅かっただけだ｣
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サンマ(プロフ) - ボガリズエッドさん» こちらこそありがとうございます！感動していただけて良かったです！ (2023年3月13日 9時) (
レス) id: e98e7ad213 (このIDを非表示/違反報告)
ボガリズエッド(プロフ) - 素敵な作品に出会わせていただき、ありがとうございます！！最初から一気読みしました。こんなにも納得できて全員幸せなお話感動しないわけが無く、ただいま余韻に浸っています。最高です！！ (2023年3月12日 22時) (レス) @page38 id: f1342d7e58 (このIDを非表示/違反報告)
サンマ(プロフ) - 七志さん» こちらこそお読みいただいて、ありがとうございます！この作品のシリウスはかなりかっこよく作ったつもりだったのでそう言っていただけて嬉しいです！！ (2023年3月9日 18時) (レス) id: e98e7ad213 (このIDを非表示/違反報告)
七志(プロフ) - 【１】から一気読みしてしまいました…！！文章の作りや言葉が綺麗で読みやすく、イチャイチャにきゅんきゅんして、ハッピーエンドでとても面白かったです！ シリウスかっこいい！最高です！ありがとうございました！ (2023年3月9日 11時) (レス) @page38 id: 83eeb09375 (このIDを非表示/違反報告)
サンマ(プロフ) - 柊木さん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます！こちらこそ読んでくれてありがとうございました！ (2023年1月4日 15時) (レス) id: e98e7ad213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンマ | 作成日時：2022年12月1日 13時
