検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:1,353 hit

第5話 戦うつもり ページ8

夢主side


吊「はっは!……やるかい?」



露「!吊戯さん!」



『ボクらは別に構わないよ?

そっちの無事な真祖(サーヴァンプ)は一人だけ、しかも人質も大特価で取り放題』



吊「すでに《強欲》はこっちの手の内だし?


何が起きれば負けるのか、聞きたいくらいだな」



真「クロ」

城田真昼が《怠惰》を止めるように、話しかける

それに賛同して《怠惰》は大人しくなった


真「露木先輩、今俺達はC3と戦うつもりはありません

だから俺達の話も聞いてほし……」

パシュッ

真昼が何か言おうとしたけど、盾が武器を解除したためなにも聞こえなかった


車「………こっちもここで戦うつもりはない

目的は一緒だ。できれば協力していきたいからな。な、弓」

盾が話しかけても弓はずっと、つーんとしてる


ツンギレオカンだからな←


盾「ゆーみ」



月「うっせーな!!わーったよボケ!!」



吊「ま、オレもお金にならないケンカはしない主義だしね〜」



『ボクも飴もらえないなら、ケンカしないし』






露「このホテルや一般人への対応はC3に任せてもらって大丈夫です

そして、椿の下位吸血鬼(サブクラス)は我々で捕縛させてもらいます」



園「待て!戦ったのは僕達だぞ?僕らはそのサブクラス達に椿について聞きたいことが……」



露「情報はもちろん共有しますよ」


今まで黙っていた《色欲》の主人(イブ)____有栖院御園__だっけ?が声をあげた

その言葉も修は冷静に一刀両断
どこまで冷静なんだアイツは___


露「今、救護の班が来ますのでケガ人は治療を……」



リ「おい……“コイツ”は」

リヒト・ジキルランド・轟___この人は確か《強欲》の主人だったはずだ___

リヒトが盾の《強欲》を囲った檻に触りながら言った

露「ああ、《強欲》の……もう出しても平気でしょう」


バシュと音をたてて、檻を解除させた

その中からはハリネズミ姿になった《強欲》が主人からもらったモノであろう、ペンダントトップが斬られたペンダントの鎖をくわえていた

リ「…バカネズミ……」







そのあとは色々あった

リヒトのマネージャーが来たし、吊戯とボクはペットボトルの水を肩の傷口にかけた

吊戯は何故か8番目のサブクラスを睨んでいたけど__



『吊戯?どうしたの?』

吊戯はボクを見ると___


ギュッ

吊「何でもないよ、凪は大丈夫?傷痛む?」

抱き締めてきた


『平気だよ、吊戯』


ボクは昔から吊戯にこうしてもらうのが好きだった______

第6話 僕の問題→←第4話 中立機関C3戦闘班



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.5/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:サーヴァンプ , C3 , 凛那乃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:凛那乃 | 作成日時:2017年3月24日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。