第4話 中立機関C3戦闘班 ページ7
夢主side
真「まっ……待て!!椿!!ライラ……!!」
《8番目》がライラと呼ばれた下位吸血鬼(サブクラス)を連れて天井に空いた穴から逃げていった
吊「行けるよ、オレと凪が追おうか」
吊戯が怪我したところの血を拭いながら弓に言う
ボクもそろそろ血が垂れてきて鬱陶しいな…………と思い怪我したところの血を拭った
月「チッ……追うか!?修平!!」
露「追わなくて結構です。任務内容を移行します」
真「……あっ………!?」
露「中立機関C3東京支部副支部長第三補佐兼本日一日当班班長………露木です
我々がこの場を鎮圧、憂鬱の下位(サブクラス)を捕縛し完了次第撤退します」
いつもと違ってC3の制服を着ている修が前に出てそう言った
カチン……
ボクはその修の言葉を聞いて、大太刀を背中の鞘にしまった
ボクらが後でそんな修にグチグチ言っていると修にうるさいって怒られた…………
真「つ…露木先輩……!?
どうしてC3の人達がここに……」
ピピッ
ドドッ
《怠惰》の主人__城田真昼がそう言うと城田真昼達の足元から盾の武器が飛び出してきた
露「動かないでください、ここからは我々に従ってもらいます」
吊「そうそう、大人しくしててね〜。オレらも余計な仕事したくないから〜」
『お前達が余計な事すると、ボクらが困る』
真「…!?誰なんですかあなた達は……!?」
吊「オレ達こそ!闇夜を駆け回り、こっそり世界を守る秘密組織の…………「この4名はC3東京支部が誇る、最強の戦闘班。吸血鬼退治のスペシャリストとでも言いましょうか」スルーされた!!スルーされたよ、盾ちゃん!!凪!!」
吊戯が自信満々の様子でボクらの紹介をしようとしたけど、それを相変わらずの冷静な様子の修が吊戯の言葉を遮った
車「お前が悪い」
『吊戯が悪いよ、そういう雰囲気じゃないでしょ』
露「このうるさい人の話は聞かなくていいです」
修がイライラしたように言う
月「チッ……邪魔しやがって、一気に片がついたってのに…」
弓はさっき《怠惰》に狙撃を邪魔されたのを根に持ってるのか、《怠惰》を睨み付けて言った
クロ「………邪魔をしたのはそっちじゃねーか……」
《怠惰》が気怠げに……それでいて強く意志のこもった目をして言った
月「あ?」
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作者名:凛那乃 | 作成日時:2017年3月24日 21時