#044 ページ46
チュンチュン
窓から入ってくる太陽の光で目が覚めた。
横を見たら愛する人の寝顔
動こうとしたら少しダルい体
ベットの下に落ちてる自分たちの抜け殻
あ、私、昨日、、
思い出したら急に恥ずかしくなって布団を被った。
そしたらいきなり私の視界は辰哉くんの胸筋に
ズーンと。
「A?」
布団を捲って覗き込んでくる辰哉くんを見て
あ、今抱きしめられてるって理解した。
『おはよ、辰哉くん。』
「おはよ、A。」
チュッ
初めてのおはようのちゅー。
「昨日かわいかったね、A」
『ねえ、恥ずかしいからやめて笑』
「Aの初めて俺でよかった?」
『辰哉くんしかダメだった笑』
なにそれ。なんて笑ってるけど
私は辰哉くん以外だったら逃げ出してだと思う。
怖すぎて
辰哉くんだったから、
ここまで好きになれた。
辰哉くんだったから、
安心してできた。
でも、辰哉くんといる自分は偽りの自分。
『ねえ、辰哉くん?』
「なあに」
『辰哉くんはさ、私と付き合えてよかった?』
「あったりまえじゃん!」
「俺、今世界虫の誰よりも幸せな自信あるわ笑」
『ふふっ笑よかった!』
辰哉くん、私はもう少し辰哉くんの優しさに甘えようと思います。
嘘を隠し通そうと思います。
ごめんね。
でも、大好きだから
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作者名:ほくほくぽてと | 作成日時:2020年5月14日 14時