#036 ページ38
辰哉くんとの事を話したら急遽誘われた友梨とのデート
久々だし、今日は天気もカラッカラの晴れだから
もう気分はルンルン
友 「A〜こういうの買っとけば?笑」
なんて見せてきたのはかわいい下着
『なんでよ!!?』
友 「だってぇ笑たつやくんとぉ笑」
『いやいや、はやいって。まだはやい』
友 「念の為、笑」
『えー。あったほうがいい?』
友 「こんぐらいのなら普通に着ててもかわいっしょ」
『じゃあ、買っとこかな〜』
学校に履いてくんなよ〜なんて言われたけど
結構好みのデザインで辰哉くんのメンカラだったから
気に入っちゃって
それから、コスメ見たり洋服見たりプリクラ撮ったりしてタピろっかって言ってたら見覚えのある後ろ姿が
『待って、辰哉くんいる。』
友 「うわホントだ、ひーくんもいるじゃん」
『ゆり、逃げよ』
友 「だね、ここでバレてわいかぬ」
うまい具合に人混みを通り抜けて
さっきのタピオカ屋さんとは反対方向に逃げられた。
『やばいね、見つかってたら最悪だった』
友 「ほんとだね〜」
『やっぱり言った方がいいのかな』
友 「うーん、どうなんだろうね」
辰哉くんにずっと嘘をついてるのも嫌だけど
高校生です。なんて言って離れていっちゃうのも嫌だ
自分のわがままだってわかってるんだけど
私だって彼氏と幸せな日々を送りたい。
もう少し経ったら
「未成年と付き合える?」って
聞いてみようかな
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作者名:ほくほくぽてと | 作成日時:2020年5月14日 14時