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#032 ページ34

『海キレ〜〜!!』






東京から1時間半。









付き合ってからはじめての辰哉くんとのデート
前はあんまり見れなかったけど
横顔めっちゃかっこいい。









「お昼ご飯、どうしよっか。」



『あのね、私。お弁当作ってきちゃった笑』









辰哉くんを驚かせたくて
今日の朝早起きして作ったお弁当。
料理はする方だからあんまり時間はかかんなかったけど。









「え!?まじ??」



『うん。嫌だった?』



「ううん!全然!むしろ嬉しい〜」



『ほんと!?よかった〜』



「Aの料理なんて、楽しみだ、、」



『ふふっ、じゃあ公園でも行く?』



「そうだね、ここら辺にあるかな?」



『探してみる〜』



「ありがと」









辰哉くんはアイドルだから
私といるところを撮られたら終わり。




だから、なるべく人がいなさそうな所を探してみる。






お、ここなら大丈夫かな?








「いいとこあったー?」



『うん!ここから5分ぐらい?』



「おっけい!」









『ついたぁー!』




よかった。
思ってた通り人はいない。
だけど、紅葉がきれいでわくわくしてきちゃう。








「めっちゃきれいだな」



『だね〜』
『はいっ!おいしいか分かんないけど』









車の中でも食べやすいようにって
サンドウィッチにした。
たまご、ハム、チーズ。
ハンバーガーみたいなのも作った









「え!?これ全部Aが作ったの?」



『うん!』



「すごっ!じゃあ、早速いただきまーす」




『はーい』



「うまっ!うまいよ!A!!」



『ふふっよかった笑』









思ってた以上に喜んでくれて
作ってよかったって心の底から思った。






「『ごちそうさまでした』」

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設定タグ:snowman , 深澤辰哉   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ほくほくぽてと | 作成日時:2020年5月14日 14時

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