#026 ページ27
ゆりにかわいい洋服選んでもらって
大人っぽいメイクして
髪の毛もかわいくできた。
友 「よし。頑張って行ってこい!」
『うん!頑張るね。だからさ、ギュってして?』
友 「はい、ゆりパワー注入!!」
『よし!頑張れる!!ありがと〜』
友 「うん!ボロこぼしちゃだめだよ?」
『わかった!じゃあ、行ってきます!ゆり、ありがとね。』
友 「はーい、がんばれ!!」
ゆりパワーのおかげで
今からアイドルに会うっていう
緊張が少しは解けた気がする。
辰哉ついたよー
あ、やばい
少し急がなきゃ。
ふっかくんから送られてきた場所は
ちょっとお高そうなお店で
まあ私が20歳設定だから。かな?
20歳の女の子はこんなとこ行くの普通かな
なんて思って
ちゃんと下調べをした。
キレイな食べ方と
そういう所に行くときの礼儀
あとは、少し恋愛のこと。
A私も見えてきました。お店
なんて送ったら
お店の前でふっかくんがキョロキョロしてるのが
見えて
かわいいなって思った。
「Aちゃん!」
『お待たせしてすみません。』
「ううん、全然大丈夫だよ」
『すっごい楽しみにしてたんですよ笑』
「そうなの!?よかった、俺だけかと思ってた笑」
『もう、心臓バクバクでしたよ笑』
「そっか笑じゃあ、行こ。」
『はい!』
私服はシンプルで大人っぽくて
やっぱりアイドルだから変装はしっかりしてる
少し前を歩いてるふっかくんを見て
またドキドキしちゃって
「予約してた深澤です。」
店 「はい。深澤様ですね、お待ちしておりました」
『とても、高級なとこですね笑』
「なんかね、Aちゃんとご飯だから張り切っちゃった笑」
『そんな笑』
「あのさ、俺、まわりくどいの嫌いだからハッキリ言うけど、Aちゃんのこと一目惚れだった」
『え』
いや、ゆりから好意あるんじゃない?とは
言われてたけど
ハッキリ言い過ぎです。深澤さん。
「あ、ごめん。びっくりしたよね」
『は、はい』
「電車で席譲ってくれたとき、東京でこんなに優しい人いるんだって頭から離れなかった」
『私も、東京でこんなにお礼言ってくれる人いるんだって思ってました笑』
「ははっ笑ちょっと似たようなこと思ってた?笑」
『ですね笑』
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作者名:ほくほくぽてと | 作成日時:2020年5月14日 14時