だからもう、会えないや【紫】

#013 ページ14

ふ、深澤さんに連絡先をもらってしまった。




「気が向いたら連絡して」


頭の中から離れない。







自分でもびっくりするほど大人な対応ができちゃって。
こんな時にりおのお迎えで保育士さんとお話しててよかったななんて意味のわからないことを考えてた。






店 「Aちゃーん！あがり、！」


『あ、はい！』


店「あ、でも、お会計だけお願い出来る？」


『はい！今行きまーす』





おっわ、まさかの深澤さんたち。
まあ、ここは冷静に大人っぽく。





『合計36,000円になります。』
『お会計分けますか？？』


阿 「あ、そっちの方がいいかな」


『では、おひとり様6,000円になります』




深澤さん以外の5人のお会計を終えて

「はい。お願いします。」


『10,000円からお預かりいたします。』


「あ、それお釣り。お姉さんもらって。お仕事お疲れ様ですってことで。」


『え、受け取れませんよ、こんなに。笑』


「いいの。俺の連絡先受け取ってくれたし笑」


『ほんとに、、すみません。』


「あ、あとさ、名前教えてくれない？」


『あ、Aって言います。三浦A。』


「おっけ、Aちゃんね。覚えとく」


岩 「ふっかー行くぞ？」


「あ！じゃあご馳走様でした、連絡。待ってるね？」


『はい！ありがとうございました！！』







店 「Aちゃんありがと〜」
「今日、忙しかったから助かったよ」


『はい。お役に立てて嬉しいです笑』
『お先失礼します。お疲れ様でした！』


店 「おつかれ！気をつけて帰るんだよ？」


『はい！』









はあ、すごい濃いバイトだったよ。
こんな短時間でいろいろ起こりすぎ
連絡先もらって、名前聞かれて、お金までもらって
芸能人ってすごすぎ

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