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「え?」
「 ふふ、おはよ、」
「おはよ ……え?起きてたの?」
「ばっちり起きてたよ」
かーわい、なんて言って俺の頭を撫でながら再びベッドの中に引きずり込まれ、足を絡ませて抱きしめられた。
一瞬のことすぎて頭が追いつかない ……… けど幸せなことに変わりない。
「早く言ってよ …もう …」
「ごめんごめん、かわいくて、」
「いつから …?」
「 ………… 夢でね、ねこちゃんが俺の鼻にちゅってキスしてくれたの。その後も顔中に沢山してくれて、起きたらいのおちゃんから唇にキスしてくれて、 ……… 起きたのはそこからかな。」
可愛かったなぁいのおちゃん。もいっかいしてよ?
「やーだ。でも、また気が向いたらしてあげる。」
「あはは、ツンデレかよ、」
「違うし、ほら、早く起きよ?」
「なんで?」
「なんで、って別に理由はない …… けど ……」
じゃあ、
「今日せっかくお互い休みなんだしあともう少しだけラブラブしよ?」
「なっ …… !」
「顔赤くなった、かわい、」
首元に顔を埋められ少しの痛みと引き替えに赤い印が残った。
「 ……しょうがないなぁ、」
「とか言って伊野尾ちゃんも乗り気じゃん?」
「ひぁ … ! っ ばぁか !」
「いたっ、」
……… あ、ここ、爪痕ついちゃったね?
見ると腕に赤い線が浮き上がってて、少し申し訳ない気持ちになった。
でも、元はと言えばやまだが悪いんだもん、おれ、悪くないもん。
「伊野尾ちゃん滅多に跡つけてくれないから、やっと付けてくれた。」
うれしいなぁ、なんて目を細めて笑うやまだの顔見れて、俺も嬉しいよ。
痕が残った所をぺろっと舐めてやるとびくんと体が震えたやまだ。
「伊野尾ちゃんのせいだから、っ」
顔を真っ赤にして俺を見下げるやまだは、
世界で一番かっこよくて、 すてき
end
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なすも(プロフ) - shootingstarhapさん» ほんとですか!嬉しいです!これからもどうぞよろしくお願いします^^ (2019年6月15日 21時) (レス) id: 457ac5cab4 (このIDを非表示/違反報告)
shootingstarhap(プロフ) - やまいのさんもいのやまさんもどちらのお話しも好きです(^^)キュンとしました(^-^) (2019年6月15日 0時) (レス) id: 29c1b2b83b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なすも | 作成日時:2019年6月9日 14時