40話 ページ42
お気づきの方…いると思うんですけど…もうドS要素が消えてきたので…名前変更しました…w
これからは脱線しないように頑張ります by作者
___
Aside
あれから私たちは毎日、ジェルくんを1人にさせないようにした。
そこから出る安心感もあるのか、ぐっすりジェルくんは眠れていた。
な「ジェルくん、回復していってるね」
『だね』
でも、時々吐いてしまうが、頻度は減ってきている。
ジ「ん〜おはよぉ」
『おはよ』
な「ジェルくんおはよう!」
ジ「最近治ってきたわ」
『それは良かった…ご飯食べる?』
ジ「うん、食べる」
『ちょっとトイレ行ってくる』
な「あ、俺も」
ジ「行ってらっしゃい!」
今では1人にさせても大丈夫なくらい元気。
『あれ、なーくん?なんで着いてくるの?』
バタッ
個室に閉じ込められた。
な「はぁ…やっと2人きりになれた…」
『え?』
な「俺さ、ずっと我慢してたの。Aが好き。でも、ジェルくんに先取られちゃった。あーあ。ジェルくんが取ってなかったら、Aは死んでなかったかもしれないのに…」
嘘…?
『は?』
な「まぁ、ジェルくんと離れたから今がチャンスだね…俺が、優しく血を飲み干してあげるから…」
『嫌っ…』
な「こらこら。叫ばないの」
私は口を塞がれた。
『んー!むー!』
な「静かにしてよ…」
カプッ
本当に…その噛み方は優しかった。でも…全身から血が無くなっていく。
な「おいひいね…」
なーくんは、噛みながら言ってくる。
『やっ…死に…た…くない…』
パタッ
な「あ、死んじゃった…でも、血は全部頂いたから…ご馳走様、A、愛してるよ。ジェルくんにバレたらどうしよ…まぁ、いいや」
ジェルside
な「ただいま!」
ジ「おかえり、Aは?」
な「うーん、知らない」
微かにAの血の匂いがする。
ジ「もしかして…」
な「あはは、バレた?ジェルくんが先に取っちゃうのが悪いんでしょ?血は全部貰ったよ。ありがと。ジェルくん。もっと警戒しなきゃダメでしょ?」
俺は…もうそのころにはいつもの俺がいなかった。
な「あれ?なんでそんなに殴るの?自業自得じゃない?」
ジ「うるさい…死ね…ふざけんな…俺の…俺を救ってくれたAを殺したなら…お前も殺してやる…」
なーくん…信じてたんに…最低野郎。
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れん - まさかのなーくんが! (2023年2月14日 14時) (レス) @page43 id: 2201e3642e (このIDを非表示/違反報告)
あまね - …最後のあたり、ゾクッとしました。いろんな内容が詰め込まれてて面白かったです!(^o^)! (2021年11月23日 9時) (レス) @page43 id: 85362d7a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆぅ | 作成日時:2021年1月22日 17時