大切な仲間と共に ９

422話 ページ41

光side

有「……ぐはっ……はぁはぁ……もう、大丈夫…ありがと……」


光「別に構わねえけど…どゆこと？もう1人って…」


有「ふぅ…薮くんが気分悪そうにしていたときのことおぼえてない？」


光「え？」


有「そいつが俺の中に来てるってこと。薮くんの中にいた時はまだ人格が作られている最中だったから……人間の仕組みといっしょだよ。」


光「え、人間ってそのとき気分悪くなるの？」←


有「え？そこから！？笑」←


光「いや、ごめん。なんもわかんねぇから…」


有「いやいやｗひからしいよ」


光「なんかけなされてるのか褒められてるのかよくわからんな」←
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有岡side

このままじゃまずい。


時間の問題だ…


光くんの中のやつはなかなか侵入してきている。


俺はまだ大丈夫だけど……


てか薮くんすごいな…こんなに気分悪かったなんて…


有「じゃ、そろそろいくよ。」


光「えっ！？ねぇ、ここにいてよ…お願いだよ…」


有「…」


ひかに強い力で握られた。ここにいたいよずっと。


だけど


今からお母さんのまた実験がはじまる。


有「…大丈夫。絶対にHey! Say! JUMPの皆がたすけにきてくれる」


光「でも…俺…」


有「自分の意思はしっかりもっておくんだよ！」


そう言って俺は外へ出た。


……グスッ


本当はひかと一緒にずっといたかった…


涙を拭って母親のもとへといく。


……俺。


何してんだろ…。


ペタンっ


その場に座ってしまってわんわんと泣いてしまった。


有「もぅ…いやっ…助けてよ…誰かっ…」


その願いが届くわけもなくその場に倒れ込んでしまった。


次に気づいたのは実験室。


あぁ。


今日も始まるんだな…

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