男装女子が不良集団に Part2

誕生日 ページ6

「あの…」

花「はい？」

敦「何か？」




「この状態は何？」

説明しよう。

今の私は目隠しをさせられ、タケミっちと千堂くんに両手を引かれてる。


まじでなんでこうなった？



遡ること10分ちょっと前。



「はぁ〜。今日は誰とも会わないし、めっちゃだらけていられるー。」

今日は私の誕生日で、家でのんびりしていた。

母さん達はちょうど出かけてるんだよね。


「はぁ〜最っ高…久々だ…。」

毎回こうゆう日に限って、マイキーとか場地とか一虎がアポなしで押しかけてくるからなぁ…。


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


「うわっ…」

フラグ回収酷いなぁ…


「今日ぐらい家でゴロゴロさせろや…って、タケミっちと千堂くんじゃん。どうしたん？」

敦「いや、あの、先に謝っておきます。すいません。これ付けてください。」

と言って渡されたのはアイマスクだった。


何？目を隠せと？

まぁ可愛い後輩のためだ…了承しよう。






で、

最初の方に戻る。


「ていうか、どこに向かってるん？」

花「もう少しで着くのでもう少しの辛抱を…。」

敦「…(汗)」




花「着きました。」

「なに？取っていいの？」

敦「あ、いやまだ取らないでください。」


ｶﾞﾁｬ


敦「取ってもいいですよ。」



「んっ。どこだここ…」

見たことあるけど…。



花「あ、こっちに来てください。」






んー。


なんか見たことあるんだけど…。

「この部屋入ればいいの？」

敦「はい。」


ｶﾞﾗｯ


ﾊﾟﾝ

ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾝ

ﾊﾟﾊﾟﾝ



「うえっ！！？」


「「「A！！誕生日おめでとう！！」」」



「…へ？？」


開けた瞬間

大きい音が鳴ったと思ったら、マイキー達からのお祝いの声が響いた。


エ「A！おめでとう！！」

「うおっと！エマちゃん！？」

ヒ「先輩！！おめでとうございます！」

「へ？ヒナちゃん！？」

ル／マナ「「A！おめでとう！！」」

「え！？ルナマナ！！？」


八「ほら！柚葉も！！」

柚「ちょ、八戒！！」

「え？待って！違う意味で死ぬって！」



女の子全員から抱きつかれました。


両手に花じゃなくもう両手に収まらない。



「はぁ天国…。」



万「なんかムカつく。」
一「今回だけはお前に同情するよ。」

龍「虚しいなてめぇら」








────
マナちゃんの表記がマコトと被っちゃうのでマナにします！

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す