男装女子が不良集団に Part2

・ ページ39

一「ここ。」

「人多っ！」


美男美女カップル多すぎだろくそっ！

なんだここ！


目が痛くなるわ！


一「じゃあ並ぼうぜ〜。」

「おん。」



女「ねぇあの人かっこよくない？」
女「本当だ！声かけてみる？」
女「え〜どうしようかなぁ〜。」


横の方でなんか言ってる人がいる。


まぁこいつは顔だけはいいからなぁ…。


顔だけは！！！！



てか、東卍メンバーって結構顔だけ良い奴多くね？


何？


ｸﾞｲｯ

「うおっ…。何？急に腕引っ張って。」

一「ん〜？本当のカップルみたいにしないと入れないかもしれないからさー。」

「なるへそ。」


一「(鈍感過ぎ…。)」




20分ぐらい並んだかな？


やっと店内に案内された。



入ったら入ったでピンクのハートが舞ってるようにみえる。


目が痛い。


あとこの空間にいたくない気持ちが出てきた。



一「じゃあ早速頼もっか。」

「ちょうど2種類あるね。どっちも頼んで半分こしよっか。」

一「えっ？あ、うんいいね。」

「え？嫌だった？」

一「ん〜ん。別に。」

「…そっか。」



私は抹茶味で一虎はイチゴ味を頼んだ。


店「おまたせいたしました。」


「ふぅわぁぁ！！美味しそう！」

一「っ！！///」


え？なんで赤くしてんだ？

「え？何急に風邪ひいた？」

一「な、なんでもねぇ！食べるぞ！」

「あ、うん！」




「うまっ…。」

一「これ美味いな…。」


ちなみに言ってなかったけどカップル限定のやつとはショートケーキみたいだけど少し豪華なやつ。


これで600円！！

安いっ！！



しかも美味い！！


「一虎のちょうだーい。」

一「あー。」


「へ？」


え？なんでスプーン向けてんだ？

一「口開けろよ。ほら。」

「え？」

一「あー」

「あ、あーんっ。…美味しい…。」

一「でしょ？じゃあAのもちょーだい♡」

「え！？同じことしなきゃなの！？」


恥ずいんだけど！


一「でも〜”カップル”だしさー？」

「んぐっ！わかったよ…。はいあーん。」

一「あーんっ！…美味しい！」ﾆｺｯ



「はぁ…。」




顔がいいんだよ…。

このイケメンが…。






一「お……よ…。」





「え？なんか言った？」


一「いやーなんでもねぇよ。ほら俺の食うんだろ？」

「食べる！じゃあハイ抹茶。」

一「ん。」









一「早く堕ちてくれよ…。」






────
ちなみに言います！！

誰オチはないです！！

今後続いて、12年後書くならアンケート作ります…。

一虎誕生日→←デートPart2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す