検索窓
今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:58,593 hit

ページ33

「たまには大怪我して帰ってくるかもしれない…でも!もう帰ってこないなんてことしないから!!お願い!!」



許されなくてもいい。





ただ、あいつらと居させて欲しい…。






母「あの子たちの言う通りね。」ニコ


「え?」


姉「え?母さん?」


母「あなたが運ばれた日にあの子達に言ったのよ…もう関わらないでって…それでね場地くん?だったかしら…その子に親だけで決めることじゃねぇって言われたのよ。」



そんなことが…。




母「しかもね、後日この手紙がA宛に来てたのよ…。開けてみなさい…。お母さんの完敗ね。」





ビリビリ




「!!母さん!!」


母「行ってきなさい!でもさっきの約束破らないでね!」


「うん!!」(泣)

姉「母さん!!?」




ガチャ




姉「許していいの!!?また、母さんが悲しむだけじゃ…。」


母「あの子には甘いのかもね。クスッ あの子にはもっと人生を楽しんでもらいたいって思っちゃったのよ…。」


姉「…。母さんってほんっと優しいにも程があるよね。」

母「あら!そんなこと言うのね!」


























「ハァハァ…」


私は全力で走った。



マイキーからの手紙は



”退院して親と話したら武蔵神社に来い。”





それだけだった。





でも、私がこうなるというのを信じていたような文面だ。




「ハハッ…。結局…私もあいつらのこと大好きなんだな!」





本当に…馬鹿だなぁ…。









「ハァハァ…着いた…ハァ…。」


階段きっっっつ…。





やっと階段を登った瞬間だった。



バッ

バッ




「「お疲れ様です!そして!おかえりなさい!!!Aさん!!/姉さん!!」」



「っ!みんな…。」



そこには壱番隊から陸番隊までの隊員が大きく頭を下げていた。


奥の方にはマイキーとドラケン。

その前には隊長達がたっていた。



涙が溢れそうになった。



「…っマイキー…」(泣)


万「何泣きそうになってんだよ。ほら、前に来て言うこと言え。」


そう言って手を引っ張ってくれた。



みんな私の方を見てくれた。









「っ!親衛隊隊長!!鈴城A!!ただいま帰還しました!!」



そう大声で言い、頭を下げた。



すぐに歓声が響いた。







東卍に居れて良かった…。






そんなことを思っていると涙が溢れて仕方がなかった。

それを見たマイキー達は抱きしめてくれたり、慰めてくれた。



ありがとう…。

イザナ誕生日→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (97 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
661人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

江美 - 面白かったです!続き待ってまーす☆頑張ってください(^_^) (2021年8月4日 17時) (レス) id: 6da2173be1 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2021年8月3日 9時) (レス) id: 0952a8c42d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ピーさん | 作成日時:2021年8月3日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。