みんなの思い ページ27
姉「あんたがマイキー？」
万「はい。」
ﾊﾞﾁﾝｯ
その瞬間病院内に全員の耳を劈くような音が響いた。
花「！」
姉「あんた守るって言ったよね。Aのこと守るってよ！！」
万「…。」
母「理恵…。」
姉「何が守るだよ！！守りきれてねぇじゃねぇかよ！！これでAが死んでたらどう責任取るんだよ！！」
ﾊﾞｯ
万「本当に申し訳ございませんでした…。」
一方的に怒鳴られていたマイキーは頭を下げた。
それを見たこの場にいた東卍全員も頭を下げて、
「「申し訳ございません。」」
そう謝罪した。
姉「…頭下げればいいって問題じゃないんだよ…。帰る。」
母「理恵…。ごめんなさいね佐野くん…。」
万「いえ…されて当たり前なので…。」
母「…理恵はねAの1人だけのお姉ちゃんなのよ。」
母親はそう話し始めた。
母「だからあの子は昔っから『Aは私が守る！！』って意気込んでたのよ。
だから、あなた達がAを守るって言った時少し安心したらしいのよ…。
なのにこんなになってしまって…。私も決意したわ…。」
母「今後、一切Aに会わないでください…。」
万「…。」
母親は頭を深々と下げて言ってきた。
母「これは前から思っていたの…こんなことになるなら早めに言っておけば良かったかも…。」
そんなことを言っていると、
場「ちょっと待ってよ。」
場地が口を挟んだ。
場「なんで娘とその友達のことに母親が口出ししなきゃいけねぇんだ？」
千「ば、場地さん！」
場「千冬は黙ってろ。それってAのお袋さんが勝手に決めたことだろ？
娘のことなら娘とちゃんと話し合って俺らに言ってください。そうすれば、俺らは納得して今後Aとは関わりません。」
万「…場地…。」
母「…そうかもね…。お母さん情けないわねぇ…。そうするわ…。ありがとう。」
と言って、入口の方に戻って行った。
万「…A。」
その後、数分間はみんな、何も言わずに涙を流していた。
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江美 - 面白かったです！続き待ってまーす☆頑張ってください(^_^) (2021年8月4日 17時) (
レス) id: 6da2173be1 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2021年8月3日 9時) (レス) id: 0952a8c42d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピーさん | 作成日時：2021年8月3日 9時
