〇 ページ17
誕生日の続きは〇にして、本編の続きは・にしました!
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「うおぉぉ!すげぇ!綺麗!」
万「あんま、身ぃ乗り出すと危ねぇぞ!」
「わーってるよ!すげぇ…懐かしい…。」
私とマイキーは、昔みんなでツーリングに行った時に来た海の周りを走っていた。
万「懐かしいよな。俺がホーク丸乗ってたから他の暴走族にバカにされてよ。しかも、ガス欠まで起こしたし。(笑)」
「本当は笑い事じゃないんだけどね。(汗)でも、本当に楽しかったなぁ。」
万「まだ、Aが女ってこと知らなかったしなぁ。」
「そうだよねぇ。ある意味懐かしい思い出だよよ。(笑)」
万「…。」
「うわぁすげぇ…ここ穴場じゃん。」
ここは山道の中で、木々の間から海を一望できるスペースがあった。
万「昔、よくここに真一郎が連れてきてくれてたんだ。」
「真一郎くんが見つけたんだ…。」
すごい綺麗。
万「A…。」
「うおっ…どうしたマイキー。」
マイキーは静かに後ろから抱きしめてきた。
悲しい声だった。
だから私は突き放すような声ではなく、落ち着かせるような声で反応した。
万「俺さ、怖いんだ。」
「何が?」
マイキーは頭を肩に埋めてくるからか、私はその頭を撫でながら聞いた。
万「皆が…消えていかないか…Aが俺から離れていくんじゃないかって。怖いんだ。ずっと…。」
「…そっか。私もさ、実は怖いんだ。皆から離れるのが。」
万「え…。」
「女だって明かす時が1番怖かったなぁ。みんなの視線がさ…もしかしたら裏切られたって思って私を突き放すんじゃないかって…。」
万「…。」
「私にとって東卍は大切な居場所なんだ。…私は誰の元からも離れないからさ、マイキーも離れないで。」
万「…あぁ。わかった。絶対…約束だからな…。」
「うん。」
「ん〜!!よし!じゃあ帰ろっか!」
万「そうだな!」
そう言って私達はバイクに乗った。
私は乗る前にエマちゃんに
『今から帰るよ。』
と、メールした。
〜一方メールが届いた時の佐野家〜
エ「え!?今から帰る!?」
龍「遅すぎだろ。もう準備終わったぞ。」
場「しかも、もう真一郎くんとイザナまでいるし。」
真「まぁ、気長に待とうぜ。」
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次で最後にします!
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江美 - 面白かったです!続き待ってまーす☆頑張ってください(^_^) (2021年8月4日 17時) (レス) id: 6da2173be1 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2021年8月3日 9時) (レス) id: 0952a8c42d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピーさん | 作成日時:2021年8月3日 9時