鬼殺隊の最強戦力はまさかまさかの最年少！≪参≫

目覚め ページ20

｢ああああああああああ！」


『うわああああああああああ！』



兄の腕の中でがばっと飛び起きる。



とっさにお互いを見て、首がつながっていることを確認する。



『はぁはぁはぁはぁ…』



首に当てられた日輪刀のヒンヤリとした感じ。


兄の首を切った感じ。


夢の中のはずだし、目覚めるために必要だった事も分かっている。


ただそれが、あまりにも生々しくて。


夢だとわかっていても、あの嫌な感じがよぎる。


いつか、本当に兄の首を切らなくてはいけなくなるのではないかと、嫌なことが頭をよぎってしまう。


『お、にい、ちゃ、ん』


自分の口から紡がれた言葉はとても弱弱しくて。


自分の手がガタガタ震えたまま、兄の羽織を掴んでいた。



「むーー」


急に暖かくなったと思えば、それは禰豆子お姉ちゃんが私たちを抱きしめてくれたからだった。


『あり、がと、お姉ちゃん』


そう一言言って、自分をを奮い立たせた。







更新なかなかできなくてごめんなさい！ちょっと更新頻度が前より落ちるかもですが、頑張るのでよろしくお願いします。
そんなことを言いながら新作を出してしまった馬鹿な作者です。

明日の空に紙飛行機を【時透無一郎】

占ツクを始めた時から考えてて、ずっとあっためてた作品です。
個人的には結構自信作…
良かったら読んでください！！
こっちも高評価やお気に入りしてくれたら嬉しいです

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