二郎「ちげーよ、もっとほら姉ちゃんの好きな...」 『あ』 二郎「思い出した?」 『二郎の寝顔盗撮してるのばれた?』 二郎「違うけど可愛いから許す」 ページ6
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...あとは真っ直ぐ家に帰るだけなんだけど。
さっきから窓を見ていれば行きは通らなかった道を走らされているような気がする。
『まだどっか行くの?』
気になった私はそう左馬刻に尋ねる。
しかし左馬刻は「まあな」としか返さずに外を見続けて黙ってしまった。
『理鶯も分からないの?』
理鶯「ああ、きっと左馬刻のことだ。何か考えでもあるのだろう」
左馬刻が一切教えてくれないので理鶯に尋ねるも、私の知りたい答えは返ってこない。
これ以上聞いても無駄だと判断した私は、背もたれに背中を預け目的地に着くまで待つことにした。
遊園地から車を走らせて30分くらいしただろうか。
どこかの駐車場に車を停める。
左馬刻「降りんぞ」
『.....うん』
左馬刻「理鶯、悪ぃけど、」
理鶯「ああ、小官はここで待っていよう」
左馬刻「....さんきゅー」
左馬刻の後に続いて車を降りる。
てっきり理鶯も降りるのだろうと思っていた私は、二人のやり取りを聞けば思わず振り返る。
理鶯は車に座ったままこっちを見ていた。
理鶯「大丈夫だ、小官は此処にいる」
左馬刻「なんちゅー顔してんだ」
私の顔がそんなに変だったのか二人してそんなことを言ってくる。
どんな顔していたか聞けば捨てられた子犬の様な目をしていたらしい。
....無意識にそんな顔してたなんて。
『なーんだ理鶯のこと話してたのね』 三郎「そうですよ!取られないか心配でっ」 『大丈夫、理鶯は私だけの物じゃないから』 一郎「へ?」 『今度皆で理鶯に会いに行こうね』 二郎「そうじゃねえ」→←三郎「姉さん!僕たちに隠していることありますよね!?」 『え、何急に』 二郎「何隠してるんだよ!」 『あ、いつも寝る時乱数と電話しながら寝てること?』 一郎「...そうなのか!?」
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琥珀(プロフ) - いえいえ構いませんよ!確かにヨコハマは遊園地以来ですね...!今のところ上位はその二つのディビジョンなのでどちらかになると思います!またコメントしてくださりとっても嬉しいです( *´艸`) (2019年9月7日 23時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - アンケートの方からいれなくてすみません! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - 今回もめっちゃくちゃ面白かったです!アンケートなんですけど、私的には最近登場していないヨコハマかなぁと思ったんですけど、ブクロもいいなぁと思いました!これからも頑張って下さい! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - ありがとうございます!何だかんだ一番積極的そうなので告白させてしまいました笑次は看病編ですのでお楽しみに! (2019年8月30日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
恋夢 - シブヤお泊まり編お疲れ様でした!そして、ありがとうございました!乱数くんから告白があるなんて…!尊かったです♪応援してます* (2019年8月30日 5時) (レス) id: 4ec059f202 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年7月13日 23時