二郎「ねーちゃん何で手錠?」 『色々あった。あ、でも鍵はあるよ』 二郎「じゃあ俺がねーちゃんの世話してあげるな!ほら、あーん」 『ん美味しい』 二郎「俺姉ちゃんの世話ずっとしてたい」 『私も、もうこのままでいいかなって思ってきてる』 ページ33
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乱数「...は?」
『どうしたの?』
ニコニコしている私と対照的に乱数は眉間に皺を寄せていて。
珍しい、ブラック乱数だ。
呑気にそんな事を思っている私を余所に幻太郎がツンツンと私の服の裾を引っ張る。
幻太郎「今誰の事考えてたんです?」
『誰って...理鶯の事だけど、』
帝統「お前理鶯さんの事好きなのかよ!?」
『え...好きだよ?』
二人がグイグイ追及してくるので少し驚きながらも一つずつ答えていく。
それに加え帝統が何でそこまでびっくりしているのが分からなくて思わず首を傾げてしまう。
幻太郎「A」
『ん?』
そんな私に何を思ったのか幻太郎は私の前に座りそう名前を呼ぶ。
私を見つめる幻太郎はいつもと雰囲気が違っていて、どこか少し悲しそう。
幻太郎「小生のことはどう思ってますか?」
『どう...って好きだけど、』
帝統「お、俺は!」
『帝統のことも好きに決まってるじゃん』
食い気味で聞いてきた帝統にそう答える。
...今更言わなくても分かってると思ってたんだけどなぁ。
『わっ、』
するとふわりと漂うシャンプーの良い香り。
私が幻太郎に抱きしめられていることを理解するまでにそう時間はかからなかった。
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三郎「姉さん手を使えないんですね!?」 『...何でちょっと嬉しそうなの』 三郎「僕が姉さんのこと一生面倒見ますからね」 『プロポーズは嬉しいけどそれは一生手錠しろってことでいいのかな、』→←『銃兎に仕返しで手錠されちゃった』 一郎「あの野郎覚えておけよ....!」 『鍵あるよ』 一郎「いや、もう少しそのままでいい」 『なんで』
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琥珀(プロフ) - いえいえ構いませんよ!確かにヨコハマは遊園地以来ですね...!今のところ上位はその二つのディビジョンなのでどちらかになると思います!またコメントしてくださりとっても嬉しいです( *´艸`) (2019年9月7日 23時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - アンケートの方からいれなくてすみません! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - 今回もめっちゃくちゃ面白かったです!アンケートなんですけど、私的には最近登場していないヨコハマかなぁと思ったんですけど、ブクロもいいなぁと思いました!これからも頑張って下さい! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - ありがとうございます!何だかんだ一番積極的そうなので告白させてしまいました笑次は看病編ですのでお楽しみに! (2019年8月30日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
恋夢 - シブヤお泊まり編お疲れ様でした!そして、ありがとうございました!乱数くんから告白があるなんて…!尊かったです♪応援してます* (2019年8月30日 5時) (レス) id: 4ec059f202 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年7月13日 23時