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幻太郎「下着を見られても平気な顔をしたり...貴方には羞恥心というものは無いんですか」 『私にだってあるよ、そりゃあ』 幻太郎「例えば?」 『こないだ幻太郎の事"一郎"って呼んじゃった時とか』 幻太郎「..レベルが可愛すぎませんか、」 ページ14

一郎side



三郎「そう言えば、姉さんってどうしていち兄のことを名前で呼ぶんですか?」

「確かに。昔はお兄ちゃんって呼んでたよな」



今後の事を話し終えれば四人で真っ赤な目をしながら他愛もない会話をする。

男なのに泣き顔を晒しちまったことを恥ずかしく思いながらも俺は三郎の話に乗っかった。



俺も気になってた、と二郎がAに擦り寄りながらそう尋ねるとAはびくっと身体を揺らす。


『....なんでも』



そう言ってAはほんのりと頬を染めながらふいっと顔を逸らしてしまった。

....気になるじゃねえか。



「家族に隠し事は無し、だろ?」

『今それ使うのずるい、』


俺はついさっき決めたうちでのルールを持ちだす。

確かにずるいかもしれない。

けど、そんな顔されて気にならない方がおかしいだろ。



『....昔はさ、大人がお兄ちゃんは大変だねってよく言ってたじゃん』

「あー、まあな」

『っ、私その時はまだ状況理解してなくて、一郎が何で大変なのかとかも分かんなくて...』



そんな事を言えばAは口ごもって下を向いてしまう。

その事と名前呼びの関係性が分からない俺はただ続きを話してくれるのを待つしかなかった。



『お兄ちゃんだから、大変なのかなって、』

「....ん?」

『だからっ...お兄ちゃんって呼ばなくなったら一郎は大変じゃなくなる、かな...って思ったの』



まだ小さかったからしょうがないでしょ、とAは顔を真っ赤にしてそう言った。

つまりはあれか。

Aの中ではきっとお兄ちゃん=大変、ってなってるからそれを取り除きたかったのか。


まだ小さくて人見知りばっかしていたAがそんなことを思ってくれていたという事実に胸がぎゅっと締め付けられる。



二郎「姉ちゃんっ、可愛いっ!」

三郎「流石僕の自慢の姉さんですね!」



Aのあまりの可愛さにやられたのか二人は頬を緩ませながらこいつに抱き着く。

こんな時、こいつらの素直さというか行動の速さにはいつも負けてしまうんだよな。



―――俺の方がAといた時間の方が長いのに。



そんな変な独占欲で溢れかえりながらも俺はいつも通りの笑みを浮かべた。

『やっぱりきのこの山が一番』 左馬刻「は?たけのこの里に決まってんだろうが!おい銃兎!てめーはどっちだよ!」 銃兎「俺に聞くなよ...つか、お前らガキみたいな争いすんじゃねぇ!」 『でもこの間きのこの山買っていくの見たよ』→←幻太郎「ほら、乱数も反省してることですから」 乱数「ごめんね?僕心配で...」 『...心配してくれたの?』 乱数「...!うん!」 『じゃあゆる...』 幻太郎「まんまと策にはまりましたね」



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琥珀(プロフ) - いえいえ構いませんよ!確かにヨコハマは遊園地以来ですね...!今のところ上位はその二つのディビジョンなのでどちらかになると思います!またコメントしてくださりとっても嬉しいです( *´艸`) (2019年9月7日 23時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - アンケートの方からいれなくてすみません! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - 今回もめっちゃくちゃ面白かったです!アンケートなんですけど、私的には最近登場していないヨコハマかなぁと思ったんですけど、ブクロもいいなぁと思いました!これからも頑張って下さい! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - ありがとうございます!何だかんだ一番積極的そうなので告白させてしまいました笑次は看病編ですのでお楽しみに! (2019年8月30日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
恋夢 - シブヤお泊まり編お疲れ様でした!そして、ありがとうございました!乱数くんから告白があるなんて…!尊かったです♪応援してます* (2019年8月30日 5時) (レス) id: 4ec059f202 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年7月13日 23時

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