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幻太郎「ほら、乱数も反省してることですから」 乱数「ごめんね?僕心配で...」 『...心配してくれたの?』 乱数「...!うん!」 『じゃあゆる...』 幻太郎「まんまと策にはまりましたね」 ページ13

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―――泣いている。

私にとっては強くてかっこよくて憧れのお兄ちゃんだった一郎が。



『私、今まで一度も一郎の妹やめたいって思ったことないよ、』



悔しそうに涙を流しながら私を抱きしめて離さない一郎にそう話し始める。



『だって、一郎は私の自慢のお兄ちゃんだからっ』

一郎「っ、」



三人から貰い泣きしてしまいそうになるのを必死に堪えながらそう伝える。

驚いて顔を上げた一郎を見つめれば瞳は不安げにゆらゆらと揺れていた。



『そんな一郎の妹でいれることは私にとって誇りなの』



―――だからそんなこと言わないで。

そう言って私は瞳に涙を浮かべながら笑いかける。

すると今まで泣きじゃくっていた二人も私と一郎の元まで来てぎゅっと抱きしめてくれた。


ああ、また泣いちゃう。



二郎「ねーちゃんっ、俺...もっと、つよくなるからっ」

三郎「姉さんには僕がいますっ」

『....っ、ありがと、』



大好きな兄弟に囲まれ、私は初めて子供の様に涙を流す。


皆でいっぱい泣いて、励まし合って。



私は何も心配することは無かったのかもしれない。





だってこんなにも私を思ってくれる家族がいるのだから。

幻太郎「下着を見られても平気な顔をしたり...貴方には羞恥心というものは無いんですか」 『私にだってあるよ、そりゃあ』 幻太郎「例えば?」 『こないだ幻太郎の事"一郎"って呼んじゃった時とか』 幻太郎「..レベルが可愛すぎませんか、」→←乱数「げんたろーどうしよう、僕もう生きていけない」 幻太郎「何です、喧嘩でもしたんですか」 乱数「うん、『人の好きな人ストーカーするなんて最低』って怒られちゃった...」 幻太郎「むしろよくそれで怒られないと思いましたね」



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琥珀(プロフ) - いえいえ構いませんよ!確かにヨコハマは遊園地以来ですね...!今のところ上位はその二つのディビジョンなのでどちらかになると思います!またコメントしてくださりとっても嬉しいです( *´艸`) (2019年9月7日 23時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - アンケートの方からいれなくてすみません! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
はにゃ - 今回もめっちゃくちゃ面白かったです!アンケートなんですけど、私的には最近登場していないヨコハマかなぁと思ったんですけど、ブクロもいいなぁと思いました!これからも頑張って下さい! (2019年9月7日 22時) (レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - ありがとうございます!何だかんだ一番積極的そうなので告白させてしまいました笑次は看病編ですのでお楽しみに! (2019年8月30日 11時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
恋夢 - シブヤお泊まり編お疲れ様でした!そして、ありがとうございました!乱数くんから告白があるなんて…!尊かったです♪応援してます* (2019年8月30日 5時) (レス) id: 4ec059f202 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥珀 | 作成日時:2019年7月13日 23時

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