【A3!】清純派女優の裏の顔【摂津万里】 (ページ8)

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番外編：クリスマス3 ページ8

貴女「兄が急に失礼なことしてごめんなさい…。
ただ、今はプライベートなので写真は撮らないで
いただけると嬉しいかな…」

Aは困ったような笑顔を浮かべた

店内が静まり返る

「す、すみませんでした…。」

そういって男は写真を消した

「彼氏じゃなくてお兄さんだったんだ」

「プライベートならそっと
しておいたほうがいいよね」

貴女「…お兄ちゃん、そろそろ
帰ろう?」

万里「…おう」

・

・

代金を払い店を出た

貴女「万里、悪かったな」

万里「…何が」

貴女「ウチがもう少し警戒心
持っておけばよかった。
周りの目、全然気にしてなかった」

万里「別に、Aは悪くないだろ。
原因は盗撮してきた奴らだし」

貴女「…もしさっきのが世間に
広まってたら、絶対スキャンダルになった
万里に迷惑かけてた」

たしかに、その可能性は高い

人気絶頂の女優がクリスマスなんかに
男と2人で出かけてたら誰だってデートだと思う

貴女「万里に迷惑かけんなら、ウチ
万里と付き合わないほうが…。」

ﾋﾟﾝｯ

貴女「痛ｯ!」

Aの言葉を遮りデコピンした

貴女「何すんだよ…」

眉間に皺をよせ睨んでくる

万里「おいおい、女優のくせにそんな
顔すんなよww」

貴女「痛ぇんだよ」

万里「…俺は別にスキャンダルになっても
迷惑とか思わねーし」

貴女「は?」

Aはポカーンとした顔をしている

万里「たしかに、Aの方では大変だろうけどよ
そのことで俺は堂々とAと付き合ってることが
公言できる」

貴女「そうだけどよ…。」

万里「ったく…弱気になんなよ。」

俺はAの手を引き歩き出す

貴女「ちょ、どこ行くんだよ!」

万里「デートの続きに決まってんだろ。
まだカフェしか行ってねぇぞ」

貴女「!」

万里「なんだ?行かないのか?」

貴女「行くに決まってんだろ!」

そう言って俺に満面の笑みを見せた

・

・

・

ｶﾞﾁｬｯ

いづみ「おかえり…って
2人ともなんでそんなに疲れてるの?」

貴女「で、デート中に帽子がとれた拍子に
バレて…二人で走って帰ってきたんで…。」

…やっぱり、女優って大変だな

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書き終わって気づいた…

クリスマス要素0じゃんか!

あと、昨日と一昨日にサンタコスでバイトしました(

何気なくスカート短いし、胸元ｶﾞﾊﾞｯと空いてるやつです(

常連のお客さんに

「今日は随分とセクシーな恰好だね」って言われて
思わず笑ってしまった(