【A3!】清純派女優の裏の顔【摂津万里】 (ページ42)

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裏の顔36 ページ42

貴女「はい…?」

いづみ「何か嫌なことがあったんだよね!?
そんなグレるほど嫌なことがあったの…!?」

ｱｯ、凄い罪悪感

貴女「えっとー、言いにくいんですけど…。」

いづみ「何!?」

貴女「今までキャラ作ってたんですよ」

いづみ「…へ?」

あ、ポカーンとしてるいづみさん可愛い、天使か←

貴女「今のが、ウチの素です」

太一「え!?じゃあいつもテレビとかで見てるAちゃんって…」

貴女「あれか、キャラ作り」

咲也「えええええええ!?じゃあ学校でのも…」

貴女「おう、あれもキャラ」

椋「こ、ここの寮での生活も…」

貴女「全部キャラ作ってたわ」

丞「やっぱりそうだったのか」

紬「なんとなくわかってたけどね…。」

左京「なんでわざわざキャラ作ってたんだ」

貴女「一応…世間のイメージ壊さないためッスね!」

そう言うとため息をつかれた

貴女「紬さんと丞さん、どこで気づいたんですか?」

丞「そうだな…たまに笑顔が少し
引きつってたり、急に声のトーンが
低めになったり」

紬「仕草とかも少し気になるところがあったかな」

貴女「マジすか…。めざとい…。」

いづみ「Aちゃん……」

やっぱ、幻滅されるか…?

いづみ「最高!」

ん?

いづみ「やっぱりAちゃんって女優だから
近寄りがたいイメージがあったけどそっちの
性格のほうが全然いいよ!」

貴女「そ、そうですか?」

いづみ「最初からそっちでもよかったのに…」

貴女「いやぁ、一応…。」

意外なほどに受け入れられた…?

綴「にしても素の方なんて全く
気付けなかった…。」

貴女「そりゃ大物女優ですから( ･´ｰ･｀)」←

綴「一気に性格変わったな!?」

貴女「これで気張らなくて済むわ。
…テレビでもこっちの(天馬「それはやめろ」ｳｨｯｽ」←

貴女side終了