天才ゲームメーカーと天才リベロ V6【イナイレ】 (ページ37)

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第285話ページ37

A｢…！皆、ちょっと待ってて！｣

私は、海に向かった。

A｢綱海くーーん！！｣

砂浜から、綱海君を呼ぶ。

綱海｢よぅ！おわっ！｣

綱海君は、私に気付いて、海に落ちてしまった。

A｢ごめん、急に声かけちゃって…｣

綱海｢いいっていいって！それで？どうしたんだ？｣

A｢あのね…｣

私は、綱海君に事情を話した。

綱海君は、快く引き受けてくれた。

綱海｢それにしても、お前ら1年が、立向居のためにこんな朝っぱらからよ…！しかも、Aまで…！｣

壁山｢綱海さんこそ、こんな朝から。｣

綱海｢あぁ、俺か？俺の朝はサーフィンで始まるんだ！まっ、これから当分、お前達の特訓に付き合うぜ。
で、ムゲン･ザ･ハンドより凄ぇ必殺技編み出すんだろ？名前決めたのか？｣

立向居｢いえ、まだ…｣

綱海｢おいおい、頭ん中にイメージが無くて、何が必殺技だよ！｣

立向居｢イメージ…｣

A｢ムゲンを超えた先にあるもの…魔王とか？｣

綱海｢魔王、いいじゃねぇか！立向居、魔王をイメージするんだ！｣

立向居｢魔王･ザ･ハンド…｣

綱海｢そうよ！魔王･ザ･ハンド！｣

立向居｢はい！かっこいいですね！｣

壁山｢強そうっす！｣

栗松｢どんなシュートも止められそうでやんすね！｣

音無｢流石、Aさんと綱海さん！｣

綱海｢よっしゃ、決まり！｣

A｢立向居君、頑張ろう！｣

立向居｢はい！｣

綱海｢いいか、立向居！シュートを打つのは俺だけじゃねぇ。今まで通り、A達もだ。｣

立向居｢はい！｣

綱海｢五感を研ぎ澄ませ！｣

立向居｢はい！｣

綱海｢自分を高めた時、自分の目も、手も、足も、全身が技になる！
目指せ！魔王･ザ･ハンド！｣

立向居｢魔王をイメージ…｣

綱海｢つーことで、お前ら！行くぞ！｣

A｢うん！｣

壁･栗･木｢はい！｣

綱海｢ツナミブースト！｣

立向居｢うわあっ！｣

A｢彗星ブレイクV2！｣

立向居｢うわあっ！｣

音無｢…！｣

立向居｢まだまだ！お願いします！｣

綱海｢よく言った！

ザ･タイフーン！｣

立向居｢ぐわあっ！｣

木暮｢立向居！｣

立向居｢もっともっと！お願いします！｣

A｢…｣

ほんと、誰かさんにそっくりだな。

綱海｢思い出すよな！ムゲン･ザ･ハンドの特訓！｣

立向居｢はい！｣