第91話-イプシロン戦- ページ42
吹雪｢デザームを今度こそ吹き飛ばす！…！余計なことをするなァ！！｣
デザーム｢ワームホール！｣
円堂｢決まれー！｣
吹雪｢行けえええええ！！！｣
ﾊﾞｰﾝｯ!
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
円堂｢やった！｣
角馬｢ゴォール！同点ゴール！エターナルブリザードが、遂にワームホールを打ち破ったァ！｣
吹雪｢うおおおおおおっ！！｣
皆は吹雪君に駆け寄って、吹雪君も嬉しそうにしていた。
｢｢｢ガイアブレイク！！！｣｣｣
塔子｢しまった！｣
壁山｢間に合わなかったっす！｣
土門｢円堂！｣
角馬｢雷門ディフェンスのフォローが間に合わない！円堂、絶体絶命だァ！｣
円堂｢よし、俺だって！
マジン･ザ･ハンド！よっしゃ！｣
角馬｢止めた！円堂が止めたァ！｣
ゼル｢何だと！？｣
｢これが、燃えるという感覚か…｣
マキュア｢お前達、必ずぶっ潰す！｣
角馬｢さぁ、時間は残り僅かだ！果たしてどんな結果が待っているのか？
吹雪がディフェンスを突破！｣
吹雪｢これが最後だ！吹き飛ばせ！
エターナルブリザード！｣
デザーム｢来るか。ならば…私も応えよう！
ドリルスマッシャー！｣
円堂｢えっ！？｣
デザーム｢ふっ…｣
吹雪｢なに！？｣
角馬｢な、何だこれは？フルパワーのエターナルブリザードを止めてしまった！｣
円堂｢あんな凄い必殺技を持っていたのか！？｣
デザーム｢私にドリルスマッシャーまで使わせるとは…ここまで楽しませてくれた奴らは、初めてだ。｣
デザームは、チラッと私を見た。
A｢…！｣
デザーム｢ハッハッハッハ！｣
デザームは高笑いすると、ボールをピッチの外に出した。
デザーム｢試合終了だ。｣
円堂｢何だと！？｣
古株｢確かに、時間は残っていないが…｣
デザーム｢引き上げるぞ。｣
｢｢｢はっ、デザーム様！｣｣｣
吹雪｢ふざけんな！｣
A｢吹雪君！行っちゃダメ！｣
私は、デザームに向かおうとした吹雪君を、後ろから抱きしめる。
吹雪｢まだ勝負はついてねぇぞ！逃げるな！｣
デザーム｢再び戦う時は遠くない。我らは真の力を示しに現れる。｣
デザームがそう言うと、イプシロンは消えた。
角馬｢き、消えた！エイリア学園イプシロン、1対1の同点で消え去ってしまった！この試合、引き分けのまま終了！｣
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年10月5日 21時
