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・波羅夷空却の場合

空却の場合は本編でしっかり書いていますので、よろしければそちらで見てください!


・四十物十四の場合

「わー!露天風呂広いっす!」

「あれ?十四くん?」

シルエットが女性にも見えてしまうため、半信半疑だったが、その声は間違いなく十四のものだと、少女は声をかける。

「えぇ!?師匠!何でこんなところに!?」

十四は少女を認識した瞬間、腕で胸の前を隠す。
いや、女子か。可愛いな。

「ん〜混浴だったようだね。」

「まじっすかぁ?…って、師匠すみません!」

ふと視界に少女の無防備な姿が見えて、十四は顔を真っ赤にする。
流石にこの状況で逆上せたと勘違いする少女ではない。

「まぁまぁ、そんな照れないでよ。お互い会ってしまった異性が私たちで良かったじゃん。お互い早く戻ろっか。」

十四があまりにも照れているので、少女が十四を誘導してから男湯の入り口の前でお互いに分かれた。

結果:少女よりもヒロインな十四くん。
「…もうお婿に行けないっすぅ。」
少女も見習ってほしい。この姿勢。


・天国獄の場合

「おい、何でここにいる。」

「ぎゃっ、誰ですか!?…って獄さん!?」

獄のトレードマークのリーゼントが無かったので、獄と認識するのが遅れた少女。
後少しで飛び蹴りをかますところだったと深呼吸。

「最悪だ。ここ混浴だったのか。俺としたことが見落としてた。」

「取りあえず入ります?」

獄は頭を抱えて後悔している様子だ。
少女は湯に浸かりながら獄を手招く。

「入るわけ無いだろ。俺が訴えられたらどうする。」

「やだなぁ、私は訴えませんって。」

「まず、それ以前の問題だ!A、」

獄は額に筋を浮かべ、どう見ても鬼の形相で少女を見る。

「俺は前に言ったな?自分の身体を大事にしろと。」

「…うっ。」

長い前髪の隙間から、ギロリと鋭い眼光が少女を捉える。

「言っとくが、だって俺だから、は通用しねぇぞ。危険なもんは危険だ。ここに来たのが偶々俺だったから良かったものの、もしここに来たのが知らない人だったら…」

少女に蹴られて重傷を負った被害者が脳裏に浮かぶ獄。

「お前の蹴りで病院送りになって、俺がお前を弁護する羽目になるだろう。面倒はごめんだ。良いか?俺が戻ったらさっさと戻れ。説教は上がってからだ。」

「うっす。」

少女は思わず敬礼した。

結果:一番の保護者、獄さん。
「これだからクソガキは。」
少女の知り合いに貴方がいて良かった。

第十三章 プロローグ→←5



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きな粉もち - いもけんぴさん» ご返信ありがとうございます。楽しみに待っています! (2022年10月29日 18時) (レス) id: 7285b7d776 (このIDを非表示/違反報告)
いもけんぴ(プロフ) - きな粉もちさん» きな粉もち様、コメントありがとうございます。いずれ、全体公開を考えているため、もう少しお待ちいただけますと幸いです。申し訳ありません。 (2022年10月27日 16時) (レス) id: 9d0d70bc15 (このIDを非表示/違反報告)
いもけんぴ(プロフ) - くりゅさん» くりゅ様、コメントありがとうございます。いずれ、全体公開を考えているため、もう少しお待ちいただけますと幸いです。申し訳ありません。 (2022年10月27日 16時) (レス) id: 9d0d70bc15 (このIDを非表示/違反報告)
いもけんぴ(プロフ) - れんさん» れん様、コメントありがとうございます。いずれ、全体公開を考えているため、もう少しお待ちいただけますと幸いです。申し訳ありません。 (2022年10月27日 16時) (レス) id: 9d0d70bc15 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉もち - 人間洗浄機シリーズ、いつも楽しませていただいております!8以降のパスワードを教えていただけないでしょうか? (2022年10月26日 16時) (レス) @page47 id: 7285b7d776 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:芋けんぴ | 作成日時:2021年1月17日 19時

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