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柊「お前があの投稿を送ったのか？」
茅野「…はい」
先生は茅野さんを見ながら、やり逃げXの投稿を淡々と読み上げる
柊「 " 景山死ね "
" あいつが苦しむ姿を見ると興奮する "
" 景山笑うな、キモい "
" あの女をめちゃめちゃにしてやりたい "
" 景山なんて生まれて来なけりゃ_____」
茅「私だって言ってるんだからもういいでしょ！？」
聞きたくない
そういう風に先生の言葉を茅野さんは大声で遮った
柊「…パスワードは？」
茅「へ？」
柊「SNSに登録したパスワードだよ」
先生はスマホの画面を茅野さんに向けた
柊「それがなきゃアクセス出来ない
お前が投稿者本人だって言うなら、パスワード、知ってるはずだろ？」
茅「それは…」
やっぱり茅野さんじゃない
そのとき、冷たい声がバカにしたように茅野さんに向かって放たれた
宇「…なんでそんな嘘つくの？
みんなを助けるため？
そのために自分が犠牲になろうって？
…ははっ、あははっ！
笑わせんなよ」
茅野「宇佐美さん……」
宇佐美さんが茅野さんのことを睨んでいた
そうして、香帆ちゃんは今度は先生の方を向いた
宇「私だよ」
教卓を音を立てて叩き、少しおどけた口調で、でもイラつきを含んだ声で再び言った
宇「私がやり逃げXでーす
パスワードは、kaho11815」
先生がログインすると、やり逃げXの画面が現れた
柊「ピンポーーーン！
アクセス成功だあ！」
先生は笑顔を浮かべて拍手をする
その音は場違いで悲しげに教室に響いた
柊「良かったなぁー
今日、君たちのなかから死人は、出ない！」
柊先生の声とは正反対に、教室は宇佐美さんへの軽蔑の視線で溢れかえる
諏「やっぱりあんただったんだ」
魚「嘘でしょ…」
河「そんなわけないよ…」
宇「…ったく…
あんたが出しゃばった真似しなければ、みんなに死ぬまで気づかれなかったのに！」
宇佐美さんは思いっきり茅野さんを睨みつけた
茅「どうして…？」
宇佐美「どうして…？
……あんたのせいでしょ？
澪奈の友達は私だけだった…！
なのに、あんたが…！
澪奈が私じゃなくてあんたを選んだとき、私の中で何かが崩れた…
よりによって…
なんで奴 隷呼ばわりされてるさくらなの！？
完全にあたしへの当てつけじゃん！
プライドズタズタにされて、言い様のない怒りが湧いて…許せなかった……」
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sei(プロフ) - 楽しんで読ませてもらってます！私にもその文才欲しいくらいです。・゜゜(ノД`) (2019年3月21日 17時) (
レス) id: cd07a6348c (このIDを非表示/違反報告)
バボちゃん(プロフ) - 諸行無常系女子さん» ありがとうございます！頑張りますね(￣^￣)ゞ (2019年3月18日 18時) (レス) id: f818c9f9b9 (このIDを非表示/違反報告)
諸行無常系女子 - 楽しく読ませてもらってます！これからも頑張ってください(*^o^*) (2019年3月18日 14時) (レス) id: 30d23c8fcb (このIDを非表示/違反報告)
バボちゃん(プロフ) - ラビットさん» ありがとうございます！ラビットさんのお言葉、とっても励みになります！ (2019年3月17日 23時) (レス) id: f818c9f9b9 (このIDを非表示/違反報告)
ラビット(プロフ) - ものすごく面白くて続きが気になります！更新頑張ってください！ (2019年3月17日 19時) (レス) id: 80ad6ef553 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バボちゃん | 作成日時：2019年3月14日 20時
